ブログ始めようかな。

でも文章なんか書けるのかな。

アメブロ登録するだけでこんなに時間かかってるし。

やっぱり私には向かないのかも。

 

と、中途半端で寝たら…

なんと夢に出てきた!

25年前、私が初めて訪問介護させていただいたHさん。

 

いきなり背中を押された気がして

やっと、ブログ始めましたキラキラ

 

ヘルパーもブログも、初めてはドキドキとワクワクです。

 

 

Hさんは脳性麻痺で、下半身に障がいがありましたが

入所していた施設を出て、一人暮らしをされていました。

夜間は大学生のボランティアの女性が泊まりに来てくれて

どうにか生活していた感じでした。

口数は少なく、きびしい方でした。

私は必死で家事や身体介護を覚えていきました。

 

少し慣れてきたころ…

私は3人目を妊娠して、その報告を聞いたHさんのひと言。

「ちっともめでたくなんかないね。」

「子どもなんか大嫌い!」

 

 ガーンガーン

 

ホルモンのせいで、ただでさえ情緒不安定な私は

かなりショックでした。

何て冷たい人なんだろうと思いました。

「おめでとう!」と言ってもらえると思っていたから…。

 

今思えば、私の一方的な ”常識” でした。

今思えば。です。

 

心からの「おめでとう!」でなければ、言ってもらわなくてもいいです。ただ、正直なだけでした。

 

当時40歳のHさんには、恋愛、結婚、出産という経験は

元気な女性に比べると大きなハンディがあったのです。

しかも、やっと自分の介護に慣れたヘルパーが産休だなんて。

 

 

日に日に大きくなるお腹を見ると「女の子がいい」とか、

身体介護の時、力んだらここで産まれるんじゃないかと心配してくれていました。

 

そして「なーんだ、男か。」「変な名前。」と言いながらも

産後も私を受け入れてくれて

息子の成長も見守って下さいました。

ありがとうございました。

 

 

ちなみに夢の内容は…

車椅子を無くして焦っている私。

干したばかりの布団にお茶をこぼして必死で拭いている私。

ヘルパー失格だ。

 

でも、何故か、Hさんは穏やかに笑って見ていました。

 

 

ありがとうございました。ラブ