沖縄の旧盆受け継がれているチムググル、クスィムン”の知恵

― ご先祖様と共に生きる文化を、人類学の視点から ―




親戚が次々お仏壇の

ご先祖さまに手を合わせにきてくださる3日間💖





今日から旧暦7月13日。

沖縄では三日間にわたり、ご先祖様をお迎えする旧盆が始まります。


自宅のお仏壇には、供物を整え、

さとうきびをそっと添えました。

さとうきびは、ご先祖様がこの世へ戻る際の“杖”の役割を果たすと言われています。


今晩は、ご先祖様をお迎えするための

感謝を込めて 

炊き込みご飯🟰ウンケージューシーをつくりお供えします。

こちらがウンケージューシーです。




3日間、3度3度のお食事の

お供えおもてなしして

共に居られるしあわせ、、


この一つひとつの所作に、

沖縄が大切に守り続けてきた「祈りの文化」が息づいています。


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こちらは

大学教員時代に大学の広報誌に載せていただき前回発信した内容です。


 沖縄各地により形式、供物、呼び名等様々ですが

沖縄県内ご先祖様の礼を丁寧にもてなし、三日間共に過ごし、おもてなしをする食文化は共通しています、

近年、お供えの形式も近代的となり

個人の好物をお供えすることもあります。その上で、まだまだ伝統的なお供えの形式が守られ、ご先祖のご加護に訪問感謝の念を表現し、家族親族の応援を深める伝統的行事として引き継がれています。




🌺 食はクスィムン(薬になるもの)という知恵

この

広報誌でも紹介したように、

沖縄の食文化には 「食はクスィムン(薬になるもの)」 という考え方があります。


これは単なる健康法ではなく、

**自然と共に生きてきた島の人々の“生活哲学”**です。


沖縄の食生活は、豚肉をたくさん食べるイメージがあるかもしれませんが


祖父母の代までは、

豚肉は、お正月、盆、晴明祭りなどの行事食で食すのみで


日常食は

季節の野菜や島豆腐が中心✌️



代々


大自然への畏敬の念、


祈りとともに、


体を整える食事を心がける生活をしてきたご先祖様たち、


ですから

そのご先祖さまたちとつながる


旧盆の料理をつくることは、

ただの行事食ではなく、


「体と心を整え、ご先祖様を迎える準備」という意味を持っています。




人類学では、こうした文化を

「環境と人の相互作用で育まれる生活世界(ライフワールド)」

と呼びます。


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🧭 旧暦で生きるという文化の尊さ


沖縄では、旧盆をはじめ多くの行事が旧暦で行われます。

これは、自然のリズムに合わせて暮らしてきた証であり、

今もその文化が“生きた形”で継承されていることを示しています。


広報誌で全国へ発信したデータでも、

伝統業が旧暦を基準に動いている地域文化の強さが注目されました。


人類学的に見ると、

旧暦文化が残っている地域は、

「自然・家族・地域社会」が分断されずに続いている場所です。


沖縄はまさにその典型であり、

旧盆はその象徴とも言えます。


以下の写真は、旧暦の自然と

日常でご先祖さまを

つながりを無意識で感じている沖縄の人々の


それをあらわしているの市場の様子です。




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👪 旧盆は“家族・親族・地域”がつながり直す儀礼


旧盆の三日間は、

ご先祖様を迎え、共に過ごし、見送る時間。


人類学では、こうした儀礼を

「コミュニタス(共同体感覚)」

と呼びます。

旧盆〔旧暦7月13日から15日)の料理は、、

三日間、地域によっては四日間、3度の食事、果物などをお供えします。

ウンケージューシーのことはお話ししましたが3日の食事については以下です。


• お迎えの日(旧暦7月13日)

13日の御お迎え〔ウンケー)は、夜、どの家庭でも、ウンケージューシー〔豚肉の三枚肉入り、炊き込みご飯)やなやすなどでおもてなしをします。



• お中日(旧暦7月14日)

14日の中日〔ナカビ)のお昼は、冷やし、そうめんや佐藤だんご〔近年はあまがしをお供えすること家庭もあり)などをお供えする


• お送りの日(旧暦7月15日)

15日の御送り〔ウークイ)の夜は、御三昧〔重箱料理で、内容は三枚肉、大根、昆布、ごぼう、こんにゃくの煮しめ、揚げ豆腐、紅白かまぼこなど)、餅を、お供えして供食し、四月のシーミ🟰晴明祭のピクニック以来の何気ないお話しを重箱料理をいただきながら

心を通わせる素敵な時間です。



それぞれの料理や供物には意味があり、

地域ごとに形が異なるのも、

文化が“生きている”証です。


家族が集まり、

親族が顔を合わせ、

笑顔が生まれ、

感謝が循環する。


旧盆は、

「私たちはつながりの中で生きている」

ということを思い出させてくれる時間です。


こちは、ウークイの3日目、親族が集まるとき

お供え、皆で手を合わせ感謝したのに、

ウサンデーサービラ🟰

お探していただきますの意味な方言で


供食します。




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🌱 ご先祖様のご加護に感謝し、今を生きる力を受け取る


供物を整えることは、

ご先祖様への感謝の表現であり、

同時に「これからも家族をお守りください」という祈りでもあります。


ご先祖様は過去の存在ではなく、

今を生きる私たちの支えとして息づいている。


私が大切にしている

愛ある言葉・笑顔・感謝

は、旧盆の祈りの文化とも深く響き合っています。


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🌈 動けば、変わる。世界平和や調和は、私から。


この言葉は、

旧盆の文化と深くつながっています。


沖縄の年間行事の80%は、祖霊祭です。


ですから


お盆も


ご先祖様を敬い、

家族を大切にし、

地域文化を守るという行為は、

小さな平和の実践🌏


であり


沖縄から世界🌍へ世界平和への願いと

全ての生命の繋がりに感謝


このメッセージが、

隠れた本当のメッセージだと思ってます。


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✨ まとめ:

「旧盆は、祖先崇拝の文化と心と身体がつながる大切な行事であり

沖縄に古くから継がれてきたチムググルの時間」


• 自然のリズムに合わせた旧暦文化

• 食はクスィムンという生活哲学

• ご先祖様と共に生きる祈りの文化

• 家族・親族・地域の絆を深める儀礼

• 伝統食が今も旧暦で動く“生きた文化”

• 愛・笑顔・感謝が循環する三日間



沖縄の旧盆は、

過去と現在がつながり、

心が整い、

家族がひとつになる時間。


今日も静かに、

ご先祖様をお迎えしたいと思います。



以下は

3日目の15日の夜、先程の重箱

〔3枚、大根、昆布、ごぼう、こんにゃくの煮しめ、魚天ぷら、揚げ豆腐、赤かまぼこなど9種)をいただき

夜が深まるとみんなで、ご先祖の霊をウークイ〔お送り)しているようです、

お墓の方に向かって皆で手をあわせてます。