人気美容皮膚科医、桜井直樹先生に、美肌レーザーについて、インタビューシリーズ。
こちらは第一回目、シミ対策の美肌レーザーとは?
人気美容皮膚科医、桜井直樹先生に、美肌のための最新治療をきくシリーズ。第一回目は、シミ対策の美肌レーザー治療です。
◆質問
シミ治療のために、どんな美肌レーザーがありますか?
◆回答
シミ、くすみ、赤み、しわ、たるみ、毛穴、にきび跡といった「きたない肌」を、どう治療するかというときに、美肌レーザーが役立ちます。
その前に、ほんとうにそれはシミなのかどうか、そばかす、肝斑(かんぱん)、あざ、皮膚がん、などを正しく診断することが大切です。
一般的なシミ治療には、3種類あり、Qスイッチレーザーは、1回の治療でシミをとる治療、フォトフェイシャルは、月に1回のペースで数回行う治療、そのほか塗り薬による治療があります。塗り薬は、だんだんと少し薄くなるぐらいの効果ですが、他の光の治療と併用していくことが基本です。
Qスイッチレーザーは、ルビー、アレキサンドライト、ヤグレーザーの3種類があります。
レーザーによる治療の流れは、麻酔の塗り薬をぬって30分ほどおき、レーザー施術後、1週間程度はかさぶたになりますから、上にテープをはります。
かさぶたがとれると、ピンク色の肌が露出します。この後のアフターケアがとても大切。約半分の人は、ピンク色からだんだんに肌色に戻ります。あと半分の人は、一時的な黒ずみがでてしまいますが、これは、数ヶ月から1年ほどで消えます。その間は、ビタミンCを服用したり、塗り薬をぬって、色素沈着が早く消えるようにします。
お時間のある方は、レーザー治療の前に、ビタミンCを服用したり、塗り薬をぬってあらかじめシミを薄くしておくことをおすすめします。それで色素沈着の発生率を減らし、色素の消失するまでの期間を短縮することができます。
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