去就が気になる東武鉄道10000系の「後期量産型」である10030形です。
急行1031 小川町行き(11031F、オリジナルスタイルを堅持)
絞り:F6.3 123㎜/ISO :100/WB :太陽光/SS : 1/320秒
「前期量産型」よりも製造期間が長かったこともあり、勢力的にはこちらが「主力」となっています。
こちらもご多聞にもれず去就が気になる車両で、急行電車新設に伴いそのカラーリングから「ファ○マ電車」と呼ばれているアーバンパークライン(野田線)に転属したグループは来年以降、新型車両(80000系)の投入と1列車あたりの編成両数を6両→5両へ短縮化するのに合わせて、廃車が決まっています。
野田線で最後の活躍に勤しむ10030系 普通 大宮行き(列番不明)※撮影日時:2017(平成29)年8月29日
絞り:F7.1 42㎜/ISO :640/WB :太陽光/SS : 1/1250秒
10030形のなかでも唯一の10両固定編成である11031F・11032Fは、前者が界磁チョッパ、巻取り式方向幕というオリジナルの姿を堅持しているのに対し、後者はVVVFインバータへの換装とフルカラーLED行先表示の他、前照灯と尾灯もLED化という体質改善がされています。
体質改善された11032Fによる準急3331 川越市行き
絞り:F7.1 97㎜/ISO :100/WB :太陽光/SS : 1/250秒