今、いろいろな事情が重なって、

職場(町の本屋です)のバックヤードは

大変なことになっています。


平たく言って、荷物がいっぱい。

万里の長城のごとく、雑多なサイズの

ダンボールを壁に沿って積み上げています。


そこにまた今日、新たな荷物が!



重いのはわかっとる!

デカくて持ちにくいし。

通路が狭いのも、わかっとる!

台車は奥まで入れられず、2mくらいだけど、

現場までは人力頼りです。


こっちじゃダメですかあ〜?とか、

聞くのはタダだから、まあ言ってもいいが、

「ここに」と言ってるんだから、

「ここ」に置いてちょうだいよ。

それ以上でも以下でもないのよ。


段取りってもんが、あるでしょーよ。

まだ他に運ばれてくるものがあんのよ。



思い通りにならず、

いろいろ気に入らなかったんでしょうが、

そいつ、本屋の荷物を投げやがったのよ。

ダンボール、破けたのよ。

そんなの見たことないよ!このダンボール弱い、

とか言ってたけど(たしかに、、、)

だったらなおさら、丁寧に運んでほしいね。


ゆるせん。


人様の荷物を投げるかね。


お?あ?と、

心の中でオラオラしました。

見た目はハニワでしたがね。





その後きた西濃運輸さんの、

感じのいいことったら。

ちゃんと運んで、積んで、直して帰りましたよ


(西濃運輸さんには普通のことでも、

わたしゃ、心が洗われた!)

ヤマトさんもゆうパックさんも、いつも

感じがいい。佐川さんも。


なんだろねえ。

本を投げるって、余計に罪深い。

人様の脳みそをテキトーに扱ったかのような、

ゾワゾワする感覚。

本じゃなくてカレンダーだったんだけど

(だから余計に重くて持ちにくかった)

そんなのカンケーねえ。


それを買って、一年間、自分の大切なお家に飾る

誰かさんがいるのだ。

運送屋が途中で

投げてもいい道理はあるのか。



ちぇっ!ちぇっ!

中身がなんでも「ダンボール」だと思ってるんだろうな。



ゴミ収集の人が、ゴミをポーンと投げても、

私はハニワにはならない。

集積場に持って行った時点で、縁は切れてる。

(もちろん。ゴミが迷惑をかけてる時は責任は待ちますよ)



座布団と幸せを運んだ山田隆夫さんのように、

ダンボールと幸せを運んでもらいたいね。

それが無理なら、投げても怒られない

ゴミ収集の会社に転職すれば良い。

ゴミ収集の方はすごいよ。

特にビン缶ペットボトルの会社の人なんか、

アスリートみたいな、

バッキバキのカッコいい人が多い。


投げ男は、前から評判悪くて、

こちらが接客中でも「ハンコください」とか

割り込むようなやつなんでね。

気働きなさすぎて、

バッキバキの人にボッコボコにされるかも

しれませんが、

まだ若そうなので、ご一考いただきたいね。


ハニワを怒らせるなよ。

まったくもう。