口が閉じてるので、メス(のつもり)です。
シーサーは本来2体あり、
狛犬や金剛力士像も、
口を開いたものと閉じたものの阿吽(あうん)が一対になってるのと同じですね。
阿(あ)がオス、吽(うん)がメス。
オスは福を呼び込むor悪いものを吐き出して災難を防ぎ、
メスは福を閉じ込めて幸せを逃がさないようにする。
ちなみに置き方は基本的に
正面から見て右側にオス、左側にメスを配置するそう。
元々シーサーは、紀元前のエジプトで王や神を守護するシンボルのスフィンクスがシルクロードを渡り「獅子」として中国へ伝わり、13~15世紀頃に沖縄へ伝わったそう。
でも「獅子(ライオン)」は当時のアジアにいなかったので、人々が想像と独自の解釈で「獅子」を創り、500年以上の時を重ねて今のシーサーの姿になったそうです。
◎シーサーには「宮獅子」→「村落獅子」→「家獅子」の3タイプが作られ、
①首里城などのお城などに置かれるペアの石のシーサーの「宮獅子」(魔除けや象徴)
②村の入口や高台に置かれる石のシーサー「村落獅子」(火事や村の守り神)
③明治に入り各家庭に置かれるようになった「家獅子」があり、
・家の屋根に置かれる陶製や漆喰製の「屋根獅子」
・敷地内に置かれている石や陶製の「屋敷獅子」
・門の上にペアで置かれている陶製や漆喰製の「門獅子」の3タイプあるそうです。
うちの家シーサーは
邪気を祓い入ってこないようにする玄関の中や外、
窓際など開け閉めして外から悪い気が入ってきやすい場所に置いてもOK
リビングや寝室に置いても良いし、
トイレや洗面所に置いてもOK。
とまぁ、基本的にどこにおいてもOK。
風水的には、顔を向ける方角◎は
南=火から守る
北東(鬼門)=水難から守る
北東(鬼門)=水難から守る
※壁向きとかはNG
そして子供も作ったので、今シーサーが3体あるんだけど…
学校でもいずれ作るらしく5体になる予定! 多っ…
でもシーサーは仲良しだから、結(ゆい)まーる=助け合い精神で家全体を守ってくれるから、何体置いてもOKだそう
シーサーを置く場所は自由だし、正解はない。
ただ、置き場所だけ綺麗にすべしとのことでした!
で、素焼きのままでもよかったんだけど、
せっかくだから家でアクリル絵の具で絵付けしてみた。
現地で絵付けすると+1,000円位だったので、その分節約…(笑)
アクリルガッシュなので、
そのままでも十分色がつきそうだったけど、
色が綺麗に出るかな?と思い、
下地に白を全部塗り。
土だからというのもあるかもしれないけど、
アクリルガッシュ、塗ってるうちにすぐ乾くので、重ね塗りもしやすい。
アクリル絵の具って何度も塗りなおせるのでいいですねー!
白よく使うので何度か買いなおしてる。
飽きたら塗りなおすのもいいかも(ご利益的にはダメなのかな)