小4の娘はパティシエ志望の割にはお菓子つくりなんて年に数回くらいしかしません。
ただの甘いもの好きのあこがれですね
でも親としてはそんな気持ちに応えてあげたいので、お菓子作りにお付き合いするんですが、器の小さい私には、いかんせん不器用な子供に終始イライラしてしまいます。
火を使う時や包丁使う時なんて、ヒヤヒヤ通り越して怒号が飛ぶ時もしばしば
和気あいあいとキャピキャピ…が理想ですが、実際は私の口調が激しすぎて泣いてしまうことも…
ヘラの持ち方から何から何まで、ほんっとうに不器用なんですよね…
「危ないって言ってるやろー!」
「同じこと何回言わせるの」って何回言ったか。
はじめてすること(いや、はじめてでもないんだけど)を、小学生が器用にできるわけないんだから。と、頭ではわかってるんですが、
私も得意ではないお菓子作り、
なるべく手は出さないように見守ってますが、
終始ついていないといけないのと、
自分がやれば30秒で終わるような作業を何分もかけてやってたり、
「さっくり混ぜる」とか、素早くしないと失敗するよっとかわかってることをノロノロされると、
ああああメレンゲがぁとか、83度しばり!?卵の成分が固まってるぅ!!とか失敗が目に見えてしまい、あたりが強くなってしまう…
「温度計見て!!」「手動かして!
」「火止めて!
」「鍋の側面焦げてる!
」「温度計見て!!
」「やけど気を付けて!!
」「側面ばっかこそぎ落とすから底がダマになってるよ!!!
」「温度計見て!」「早く混ぜて!
」「温度計!…以下略…
ずっと叫ぶ私に引く旦那と妹
キッチンに粉飛ばしまくったり汚されるのも、頭では子供だから仕方ないとはわかってはいるんですよ
でも
電子スケールボタン粉まみれ!
壁にべちゃっ
カーペットにバサっ
せっかく作ってる生地ボトっ
宙を舞う泡だて器のクリーム
とかされると…
つくづく人間出来てないなぁ
で、今日の結果。
なんとか最後までクリスマスケーキができました
チョコレートシャルロットケーキなんですが、
ムース部分はダマになってムースとは言えないしろものになりました
ゼラチン入れた後、氷水で冷やしながら混ぜる部分、温度が低くなりすぎたんでしょうね。
すでに固まりつつあるチョコレートに生クリームを入れたので、生クリームとチョコソースが混ざらず、チョコゼリーin生クリームみたいになりました
本の写真と違うと泣く娘
なんか昔ババロアかムース作った時も同じような失敗した気がするんだけど。
学ばない親子
まぁとりあえず材料もったいないし、作り直す気力もないので取り繕って出来上がり
以下ざっっっくりとした作り方、ご興味があれば
粉砂糖、薄力粉、グラニュー糖、チョコレート、板チョコ、生クリーム、ブランデー、卵、牛乳
卵黄2個とグラニュー糖(半分)混ぜて
卵白2個とグラニュー糖(半分)でメレンゲを作り
混ぜすぎない程度に混ぜる
そこへ薄力粉を加え
混ぜすぎない程度に混ぜる
口径1cmの丸口つけた絞り袋に入れて絞る。
(セルクルの底面の円形と、側面よりも少し長い程度の線を引いたコピー用紙の上に、クッキングシートをのせて絞る)
190度で10分焼いて、常温に冷ます。切って整える
鍋にチョコと牛乳を温めて、
卵黄とグラニュー糖を混ぜたボウルに、少しずつ加えて混ぜる。
再び鍋に戻して83度キープでもったりするまで混ぜる。
ボウルにうつして、氷水で冷やしながら混ぜる←ここで失敗
とりあえず生クリームとブランデーを投入するも、なんかぐちゃぐちゃ…
変なムースは写真撮るのも申し訳なくて撮ってない
味見したら珈琲ゼリーが生クリームに混ざってる感じ。
できあがったムースみたいなドロドロを、セルクルにビスケットを敷いてシロップでぬらした上にそそぐ。
板チョコをスプーンでこそげとったものをのせる。
何気に板チョコ(常温)をこそげるの、ムズイわ。手がドロドロになる。
これで完成
…なはずが、明らかにムース少ないし写真と大違いで寂しすぎるので
いちごとサンタをのせて誤魔化す!
めっちゃ浅い気もするけど…
冷蔵庫に冷やして、最後にリボンをかけたら出来上がり。
タピオカでも入れてんの?って感じの断面
本当はババロアのようなムース。
うーん、お菓子作りって難しい。
敗因は娘だけのせいではないでしょう。
ごめんなさい
たまにしか料理の手伝いをさせてないので、卵焼きとか簡単な料理位一人でできるように、そろそろ教えてかないといけませんね。
お手伝いしたがりの幼稚園児のころが一番してたかも…
ちなみに失敗はしたけど、食べられない!ってほどのものではなかったので、美味しくいただきました。
「最後までできて良かったね」と一声かけ。
富澤商店でシャルロットケーキ用のビスケット売ってて、保険で買っておいたので、またリベンジしよう