妊娠
赤ちゃんは、ずっと逆子でした。
逆子体操も、鍼灸10回位通ったけど、ダメ。

そして、ずっと、小さめと言われてた赤ちゃんが、ついに34週の終わりにFGR(胎児発育不全)と診断。
NICUのある周産期センターの大学病院に転院決定しました。

その頃は「35週まで来て転院だなんて、ここで産みたかったなー・・・」って気持ちでした。
まぁ、赤ちゃんのことを考えたら、NICUのある大きな病院で産むのが一番なんですけどね。

ちなみに推定体重は、
26w6d・・・835g
28w6d・・・1061g
30w6d・・・1407g
32w6d・・・1480g
34w6d・・・1743g
大学病院の胎児外来の大きなエコー検査の結果、35w2dで1800g代でした。
(うろ覚えです。ごめんなさい)

血液検査の結果、怪しいのはサイトメガロウィルスの陽性反応。
胎児発育不全の原因の一つで、生後難聴や脳の障害が疑われます。
ただ、感染が妊娠中でない限り心配不要なので、いつ頃の感染なのか調べる精密検査を受けました。

初診で朝8時半受付~終わったのは16時位で、保険適応で2万円位。
経済的にも体力的にも精神的にも色々疲れました。

発育不全の赤ちゃんは、お腹の中で死んでしまう可能性が高いので、週2~3でNST受け、37週に入ったらすぐ入院して帝王切開しましょう。ってことになりました。
陣痛待つよりも生産期になったら早めにお腹の中から出したほうがいいそうです。
小さい上に、逆子なんで自然分娩なんて選択肢はありませんでした。
ちなみに外回転もする予定でしたが、羊水の量から回転する可能性は低く、胎児に異常があったらすぐ帝王切開と言われました。

予定が立てられるのはメリットだけど、女性として、産みの痛みを味わいたかった私は、帝王切開は、正直嫌でした。

母が私に出産の話を聞かせたように、私も子供に話を聞かせてあげたい。
そんな気持ちがあったからです。
でも赤ちゃんが無事生まれてくるために仕方ない。
でも、普通のお産、したかったなぁ。(このあたりの事は今でもふと、思います。)


サイトメガロウィルス陽性だったし、障害を持った子供が生まれくるかもしれない。
風疹やトキソプラズマは気をつけてたけど、そんなウィルス妊婦検診にも入ってないから聞いたこともなかったよ。
(妊娠中の妊婦さんがもし読まれてたら、サイトメガロウィルスはありふれたウィルスで、誰でも感染してる可能性があり、自分が保菌者じゃない場合、特に我が子とスプーンの使いまわしや口移しや、オムツ換えの後の手洗いなど、注意した方がいいそうです)

お産って、本当は大変なんだな。
普通に、元気な子供を、普通に産んであげたかったなー、何が悪かったんだろう。
小さいだけじゃなくて、難聴や障害が出てくるかもしれないなんて。ごめんね。
悶々と、うつうつと考えてました。


自宅で病院から渡された30枚以上の書類に目を通して、承諾書サインして、次の診察日に手術日を決定しよう・・・来週末位には入院かな~ってとこで、夜中に寝ているとき、下腹部に「ボシュッ」とした感覚が。

破水してしまいした。
36w3dでした。