光る君へ第5回のネタバレとオタクの戯言が含まれております
閲覧は自己責任にてお願いします
直秀の「帰るのかよ」に全視聴者が共感したんじゃなかろうか(挨拶
サブタイトルの「告白」が想像以上に重くてまひろと道長に暗い影を落とす……1話からのロングパスが酷い(褒め言葉
五節の舞の後、倒れてしまったまひろ
起きないまひろのために怪しげな坊主と巫女を連れてくる
坊主が祈り、巫女は憑座(よりまし)の役目を果たし、母親を乗り移らせて「恨んでいる」と語らせる
当時、まじない事が普通に医療行為として受け入れられていた描写ですね
まぁ……イカサマ感滲み出てましたけど
そこで「水垢離しろ」と言われて手水桶持ち出した乳母に「冬だよ、死んじゃうよ?!」と叫ぶ弟惟規、揉めた挙句に水を被るオチ……何このコントwww
しかも巫女さんと坊さん➕水垢離で過去の大河画像が乱れ飛んでさらに笑いを誘うwww
これだからXの民好きすぎるwwwww
まひろはそんな祈祷を胡散臭いものとしか受け取ってませんでしたがね(父が仕官したお礼参りの帰りに母親殺されてるからなぁ)
まひろが倒れた事を揶揄する姫たちに対して「まひろさんを推薦したのは私と父です」とさらっと釘を刺し、さらに「戻ってきたら優しくしてやって」とフォローも忘れない倫子が理想のサロン主
一方花山天皇は兼家らを排除し、側近を重用して理想の政治を推し進めようとしていました
典型なイエスマンな面々に対して正論をぶちかます実資殿が素敵すぎる!
秋山さんのガンギマリの圧力よ
それに勝った女房たちすごい
その情熱は妻にも向けられ、寵愛を一身に受けていた忯子は寝込んでしまう
これって桐壺帝に寵愛され、周りの嫉妬に耐えられずに病んでいく桐壺の更衣(光源氏の母)とダブるのは私だけ?
普段は政で対立しがちな関白頼忠と左大臣源雅信と右大臣兼家が仲良く酒を飲んでいる
意外だなぁと思いつつも、若い頃はF4のように切磋琢磨してたのかも?と思うとニヤける
ぜひスピンオフください
お猫様を追いかけて素顔を見せてしまう倫子さんは女三の宮が柏木に姿を晒したエピソードのオマージュか?
にしては、大胆に走っていたが(もちろん高貴な女性は走りません)
今回のF4は公任殿(姉が円融帝の皇后)と斉信殿(妹が花山帝の女御)がギスギスする真ん中でオロオロしてる行成殿が可愛い
せっかくの行成殿の代筆依頼を蹴る道長もったいなやー
長兄道隆は何とか詮子の機嫌を取り、父兼家と和解させようとするのですが「裏の手」があると詮子は拒みます
ただひとりの背の君に毒を盛った父を許せず、それに追随する長兄も信用出来ない
詮子は史実では道長と仲が良く出世の後押しを度々していたので、ドラマ内ではどんな形で結びつくのか楽しみです
花山天皇の女御忯子が懐妊したと知った兼家は晴明に呪詛を持ちかけます
一度は相手が帝だからと断る晴明ですが、兼家が灯りを消すと御簾越しに浮かびあがる頼忠、雅信を始めとした殿上人の皆さん
無言の圧が怖い……これは殿上人の総意であると知った晴明は受けるしかないよね……
命を削るというセリフに対して晴明殿と並んで全成殿が出てきて噴いた
まひろは兼家の件を改めて「胸にしまえ」と父から告げられます
納得がいかないものの、弟の出世を盾にされては黙るしかありません
そんなまひろの元に道長から「会いたい」と手紙が届きます
出た!道長フォント!(謎のテンションアップ
自宅に来られると騒ぎになるのは明らかだったので、直秀に仲介を頼むまひろ
何だかんだで引き受ける直秀が律儀というか……あのスタイリッシュ乗馬といい、いつも登場が屋根の上といい、ますます謎なんですが
ふたりは六条にある古い屋敷で落ち合います
六条と言えば六条御息所が住んでいた場所であり、廃屋は夕顔と源氏の君が密会に選んだ場所
本当、色々な所に小ネタ仕込んであってびっくりする
まずはあさきゆめみしを読もう
道長はまひろが倒れたのは自分の正体を知ったからだと思っていたが、まひろは隣の道兼が原因だったと打ち明ける
道長は許せても、道兼は一生呪うと告げたものの「母上が死んだのは私のせい」と6年間しまい込んでいた後悔を吐き出します
号泣するまひろを慰めるのか道長と思ったら、直秀に「まひろを頼む」と告げて去っていく道長
直秀の「帰るのかよ」に完全同意
この瞬間日本中がひとつになった
道長は自宅に戻り、道兼にまひろの母の件を問い正していました
「お前が俺を苛立たせた」
「あの女が死んだのはお前のせい」
いやー道兼よその言い訳ないやろ……道長に殴られるの当たり前だわ
まひろは自分を責めていたのに対し、道兼はあくまで俺は悪くない、の対比が酷い(褒めてる
怒りのままに道兼を殴った道長を「お前にそんな一面があるとは思わなかった!これで我が家も安泰」と喜ぶ兼家パパが一番サイコパスじゃないかと思ったわ……orz
甘い関係じゃなくて、辛い事実を共有することで結びつくまひろと道長
ふたりの今後はどうなるのか?
それは次回の講釈で!!