どうする家康のネタバレとオタクの戯言が含まれております

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朝鮮出兵がメインの回
オープニング画像は狐?狼?
判別に悩むけど、本編内で「狐憑き」と言われていたのでやはり狐なのかな?

まずは朝鮮出兵について 
愛児鶴松の死がきっかけ、と通説では言われている朝鮮出兵ですが、雇用対策だったというのが有力な説でございます

国内が秀吉によって統一されたことで、武士の仕事がなくなってしまいました
一昔前であれば本業の農民に戻れば良かったのですが、信長が傭兵制を採用したのをきっかけに「専業武士」が増えてしまった
今更農民には戻れない
そんな武士たちの雇用を維持するために、何かしら戦の口実が必要だったのです

この雇用対策、家康も直面することになりますが、彼は別の方法で解決します。それはまたいずれ解説する予定(多分)

また別の側面として、秀吉子飼いの武将に手柄を立てさせて、家康への牽制にしたかった説もあります
この時点で家康の石高は秀吉に次ぐものでした

朝鮮、明の領地を子飼いの武将にあげる事で家康と対立できるだけの力をつけたかったのだと

そんな感じで朝鮮出兵は進んでいきます
小田原城攻めのように側室茶々を呼び寄せ(勝利の縁起担ぎだった模様)

その茶々は家康との面会にて、思いのたけを打ち明けます
母の気持ちは母だけのもの
茶々の言い分は多分に茶々の主観が混じったものでしかありません
これ、無理ゲー?とか思いつつ観ている俺

その場面にスッと割って入った阿茶
静かに火花を散らす女の戦い、いいですねぇー
つか、どうする家康では初めての女の戦い描写ではなかろうか?

阿茶がいなかったら、家康は狐な茶々に取り込まれていたかもしれません
茶々と異なり、阿茶は女の役割以上の事をこなしているので良き対比にているかと

宴会シーンのコスプレ?は実際に記録に残っております
秀吉自ら扮装して盛り上げていたらしいです

秀吉の晩年の蛮行は認知症によるものでかないか、という説もあるのですが、個人的には加齢によって抑制心がなくなって押さえ込んでいた欲望が顕在したと考えています
そんな中高年、よく見かけるし←

久しぶりに登場したのが元将軍足利義昭
信長によって追放された義昭は毛利氏の保護下にあったのですが、毛利氏が秀吉に従ってからは1万石の領土を貰い、御伽衆として秀吉の側仕えになっていました
そんな義昭がまさかの正論ぶちかましてて呆然(笑)
振り幅の広い役を難なく演じる古田新太さんはさすがですわ……

一度は和睦を決めた秀吉ですが、茶々2度目の懐妊によって再び欲望に火がついてしまいます
それが秀吉政権の息の根を止めることにつながるのですが……それは次回の講釈で!!