諸事情にて1週間遅刻しました、済みませんw
どうする家康のネタバレとオタクの戯言が含まれています。
閲覧は自己責任にてお願いします。
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前回のラスト、石川数正がなぜ出奔したかの答え合わせの回です。
おおかたの予想通り、家康が秀吉と対立しないように……という願いがありました。
あそこまで「あほたわけ」で泣かされるとは……毎回いい意味で裏切られる脚本ですな。
まず前提として。
当時の天下人の定義は現代とは異なり「畿内を抑え、統治している人」を指しています。
この時点で秀吉に敵対している勢力は家康だけでなく関東の北条、東北の伊達、九州の島津など複数存在していました。
それでも堺・草津といった経済の要所を押さえている秀吉なので、いざとなったら潤沢な資金を使って多くの兵を動員する事が出来ましたし、実際に家康ともう一戦交える準備もしていました。
その思惑をひっくり返したのがドラマでも描かれている「天正地震」でした。
秀吉の拠点である畿内に甚大な被害が出たため戦どころではなくなり、外交による決着へと方針転換したのです。
そこで秀吉が考えついたのが、瀬名亡き後空席となっていた家康の正室に自分の妹を当てがうことでした。
そのために長年連れ添った夫と離縁させられ、家康の元に送られた旭姫こそ、いい迷惑だったかと。
祝言の時の「おい」リレーが面白過ぎて、SNSでアニメバージョンもアップされてバズっておりましたよええもう。
しかもオチをつけるのが正信と直政ってのがまたねぇ……完全にコンビ扱いになってるw
家康側としても押しつけられた正室ですので、いい感情を持てるはずもなく、史実では形ばかりの夫婦関係だったようです。
どうする家康では母於大と側室於愛に説教されて、ちょっと反省した家康でしたがw
於愛はともかく、於大に関しては「あなた妻子捨てろって言ってなかった?」とツッコミたくなりましたが、やはり瀬名の一件で思うところがあったのかも知れませんね。
旭が何とか家康の気持ちを引こうと努力する姿が滑稽に見せつつも切なくて、いい役者さんをチョイスしたな……。
旭を娶っても上洛する気配を見せない家康に対して、秀吉は自身の母・大政所を「旭の見舞いのため」と称して家康の下へ送り出します。
これにより、家康もやっと重い腰を上げて上洛を決めたのは史実と同じです。
この際家康が無事に上洛できるよう、大政所を見張っていたのが平八郎です。
一説によると大政所が住む屋敷の周りに薪を積み上げて、家康に何かあればすぐ火を付けられるようにしていたのだとか……家康大好きマン平八郎ならやりかねん……w
秀吉と家康の間を取り持ったのが信雄というのも史実通りです。ちょっと情けないやり取りではありましたが。
バカ殿と定評のある信雄ですが、意外にもこの役目をきっちりとこなしてたようです。
さて、秀吉に引き抜かれた石川数正ですが、秀吉の下では大きな手柄を立ててません。
本編では飼い殺しのような生活をある意味楽しんでいる節がありましたが、実際のところはどうだったのでしょうか。興味深いですね。
さて、秀吉に天下人たる資質があるかを見定めようとする家康。
家康が上洛すると聞いて、ほくそ笑む秀吉。
この対面がまた一筋縄ではいかないのですが……それは次回の講釈で!