「ここ、誰もやってないですよ」
企画の話の途中で、その一言が出た。
あなたの肩が、すっと落ちた。
ライバルがいない。きっとうまく行くはず。
もう、次の話に入ってる。
動機は、なんでもいい。
お金でも、タイミングでも、
誰もやってないから、でもいい。
でも、あなたは本気で、
それがやりたいと思ってるのか。
肩が落ちた理由が、やりたいじゃなくて、
空いてるなら、話は別なのよ。
カラオケの空き部屋があるから入るみたいな・・・
部屋は取れた。マイクもある。
歌いたい曲は、まだ決めてない。
空いてる、と、歌いたい、は、別なんだよね。
ライバルがいないから、
きっとうまく行くはず、
ってのは、何のあてにもならないよ。
空いてる部屋に入れただけ。
うまく行くかどうかは、そこでは決まらない。
うまく行くはず、で走ると、心の声は後から来る。
来ても、もう部屋に入ってるから、曲を選ばない。
進んでる気はする。数字の話もできる。
なのに内側が、乗ってない。
あなたの中で、あなたが泣いてるよ。
もっと、自分自身の心の声を、
ちゃんと聴いてあげてよ。
空いてる、の前に、やりたい、を聴く。
聴かないまま入った部屋は、
空いてた、でしか残らない。