「麗美ねぇは、何でこんなに

目から鱗の情報を

無料で提供してくれるのですか?」

 

って、聞かれたことがある。

画面の向こうに、不思議そうな顔が見える。
得してないように見える、みたいな。

 

 

人がいいから、じゃない。
損してる顔をしてるつもり、でもない。

情報は、持ってるだけじゃ意味がないんだよ。

独り占めしてても、自分のエネルギーが下がるだけ。
必要とする人に届けた方が、絶対にいいのよ。

 

 

冷蔵庫の奥に、

好きなスイーツを置いたままにする感じ。

あるのは知ってるのに、手が伸びない。
気がついたら、期限が切れてる。

 

 

持ってるつもりが、もう無い。
残ってるのは、箱の場所だけ。

頭の中の情報も、同じだよ。

分かってる、持ってる、で止まってる。
出してない。

 

 

抱えたままだと、重くなる。
考えは増えるのに、空気が通らない。
その重さが、エネルギーを下げてるんだよね。

 

 

出すと、減るんじゃないか。
真似されたら損するんじゃないか。
無料で出したら、価値が薄まるんじゃないか。

そういう勘定は、わかるよ。

 


勘定してるあいだ、情報は奥で止まってる。

止まってる間も、自分の側は下がっていく。
得の側に立ってるつもりが、先に削れてる。

必要としてる人がいるなら、渡した方がいい。

 


渡した瞬間に、情報は生きる。
でも、

抱えたままの情報は、自分の中で古くなる。

 

 

無料で出すのは、裏があるから、じゃない。
出した方が、自分が軽いから。

軽い方が、次も見えるから。

 


抱えたままだと、次の考えも出てこないし、
考え方まで、奥で固まる。

 

 

いい話を、奥にしまっておく

みたいな考え方もあるけど、
正解のストック、みたいに見える。

 

 

中身は、期限切れの箱と同じ。
ある場所は知ってるのに、

誰の口にも乗らない。

 


自分の元気だけ、落ちていく。

抱えてる分だけ、守れてるわけじゃない。
抱えてる分だけ、自分が重い。

 

 

だから私は、

必要とする人のところへ届ける。

持ってるだけを、続けない。
独り占めして得する側に、立たない。

 

 

届いた先で使われて、初めて意味がある。
抱えたままの得は、無いんだよ。