違和感は、消すものじゃない。
先に認めるもの。

 

 

「なんかモヤッとする」
「ちょっと引っかかってる」
「うまく言えないけど、違和感がある」

 

 

こういう感覚って、
すぐ消そうとしがちだよね。

 

 

気づきは他人との対話から生まれる、
って言葉もあるけど、
でもその前に、
自分の中の違和感を消してしまうと、
対話の入口自体が塞がる。

 

 

たとえばさ。

煙感知器って、

火が見える前にピーッって鳴るでしょ。

でも、火事じゃなくて、

誤作動だと思って電池を抜いたら、
一時的には静かになる。

 

 

でも、なぜ鳴ったのか、

その原因はわからないまま。
そのサインは消えてない。

 

 

違和感も同じ。

「考えすぎ」「気にしすぎ」で蓋をすると、
一時的にはラクになる。
でも、自分の中のサインは消えてない。

 

 

私、昔は違和感って
「邪魔なノイズ」だと思ってたんです。
だから、場を乱さないために、
早く消そうとしてた。

でも、あるとき気づいたの。

 


消した違和感は、
別の形で必ず戻ってくるって。

体の不調。
人間関係のすれ違い。
「なんとなく満たされない」感じ。

 

 

違和感を認めると、
言葉にしやすくなる。

誰かと話すとき、
「なんかモヤッと」が

「ここが引っかかってる」に変わる。

 


その瞬間、対話の質が変わるんです。

相手の言葉が、
自分の中の違和感を照らしてくれる。
一人では見えなかった輪郭が、
対話の中で浮かび上がる。

 

 

違和感は、消すものじゃなくて、
先に認めるもの。

認めた違和感は、
敵じゃなくて、地図になる。

 

 

「ここが合ってない」
「ここが本音とズレてる」
「ここ、もう違う」

 

 

地図が見えたら、
次の一歩が選べる。

 

 

わかるよ。
違和感を認めるのは、正直しんどい。

でも、消し続けるほうが、
長い目で見るともっとしんどい。

 

 

だから、
「なんとなくモヤッとしてる」を、
消す前に、一度そのまま見てみて。

それだけで、
対話が変わるかもしれないよ。