あなたは今、
「どれが正しいか」
ばかり考えていませんか。
AとB、どちらが正しいか。
周りから見て、どちらが妥当か。
失敗しない方はどちらか。
正しさの基準が増えるほど、
頭の中は忙しくなる。
でも、
本当に選びたいものは、
どこか小さくなっていく。
それは、優柔不断だからではありません。
正しさを守ろうとしてきた
積み重ねの結果です。
大人になるにつれて、
「ちゃんとしなきゃ」が増えていく。
自分の感覚より、
外側の正しさを先に選んできた——
その積み重ねが、本音を選ぶ前に
動いてしまうクセを作っている。
たとえば、転職を考えているとき。
「正しい選択はどれか」だけを探すうちに、
体が「違う」と言っている感覚を
後回しにしてしまう。
たとえば、人間関係で。
相手を傷つけない正しさ、
周りに説明がつく正しさ——
そのどちらかを選ぶうちに、
「本当はどうしたいか」が
聞こえなくなっていく。
正しさは、大切なもの。
でも、正しさが先に来すぎると、
本音に触れる前に、動いてしまう。
本音が選べなくなる——
そんな入口に立っている人がいます。
私自身も、
正しさのリストを増やすほど、
選べなくなっていた時期がありました。
「これが正しい」
「あれも正しい」
どちらも正しいのに、
なぜか胸がざわつく。
後から振り返ると、
正しさを並べていた時間ほど、
自分の感覚から遠ざかっていた
そう思えるようになったんですよね。
正しさを減らす必要はない。
ただ、
「今、正しさの前に感覚を一度聴いているか」
を確かめるだけで、
少し違って見えることがあります。
「正しい選択」を探す前に、
肩の力、胸の圧——
体のどこかが、何か言っていないか。
私は、正しさの前に体に聴くことで
選び方が少し変わっていった。
感覚が灯ったら、いま一歩動いていい。
正しいかどうかは、後からわかることだから。
正しさの前に自分の感覚に耳を傾ける。
それだけで、選び方は変わる。