「また失敗した」

そう思ったとき、

あなたの中で何が起きていますか?

 

 

落ち込む。自分を責める。

次は絶対に失敗しないようにしよう

と、より慎重になる。

 

 

そういう人が多いと思います。

でも少し、立ち止まって

考えてみてほしいことがあります。

 

 

失敗を糧にできる人と、

できない人がいます。

この違い、何だと思いますか。

 

 

根性の差でしょうか。

メンタルの強さでしょうか。

私はそうは思っていません。

 

失敗できない人が見ている世界

失敗を極端に恐れる人には、

ある共通した「見え方」があります。

 

 

それは、

失敗=自分の否定

という構造です。

 

 

失敗したことではなく、

失敗した自分がダメだ

という見え方です。

 

 

だから怖い。だから避けたい。

だから一度失敗すると、

なかなか前に進めなくなる。

 

 

これは弱さではありません。

そういう「レンズ」で

世界を見ているということです。

 

 

そしてこのレンズ、多くの場合、

本人が選んだものではありません。

 

 

「ちゃんとしなさい」

「間違えてはいけない」

「恥をかいてはいけない」

 

 

そういった言葉を、

長い時間をかけて受け取り続けた結果、 

いつの間にか自分の中に

根づいてしまったものです。

 

 

だから責める必要はない。

ただ、そのレンズに気づくことはできる。

 

失敗を糧にできる人が見ている世界

一方、失敗から学べる人は何が違うのか。

根性があるわけでも、

鈍感なわけでもありません。

 

 

彼らは失敗を、

情報として見ています。

 

 

「うまくいかなかった。

ということは、ここに何かある」

 

 

失敗を自分への評価としてではなく、

現実からのフィードバックとして

受け取っている。

 

 

だから立ち直りが早いのではなく、

そもそも「立ち直る」という

感覚があまりない。

 

失敗した方がいい、という意味

「失敗してもいい」という言葉、

聞いたことがあると思います。

 

 

でもこれ、表面だけ受け取ると

「失敗しても大丈夫」という慰めに聞こえる。

 

 

私が言いたいのは、少し違います。

 

失敗の中にしか入っていない情報がある。

 

やってみないとわからないことが、

人生には山ほどある。

 

 

頭の中でどれだけシミュレーションしても、

実際に動いた人間にしか見えない景色があります。

 

 

失敗は損失ではなく、

自分の感覚と現実のズレを

教えてくれる最良の機会かもしれない。

 

本当の問題は、失敗することではない

失敗を恐れている人に、

一つだけ聞きたいのですが、

あなたが本当に怖いのは、

失敗することですか?

 

 

それとも、

失敗した自分を、

自分が許せないことですか?

 

 

もしそちらの方が近いとしたら、

問題は失敗の数ではなく、

自分への見方の方にあるかもしれません。

 

 

失敗したとき、

自分をどう扱っているか。

そこに、次へ進める人とそうでない人の、

本当の違いがあるように思います。

 

 

失敗できない人は、

真剣だから失敗が怖い。

それは決して弱さではありません。

 

 

ただ、そのレンズを少しだけ変えてみると、

失敗が「終わり」ではなく

「続き」として見えてくることがある。

 

 

それを、静かに覚えておいてもらえたら^^