「幸せになりたい。」

 

 

誰もがそう思っています。

でも、幸せとは何かと聞かれると、

答えに詰まる人が多いです。

 

 

お金があれば幸せ。

成功すれば幸せ。

好きな人と一緒にいられれば幸せ。

夢が叶えば幸せ。

 

 

でもお金を手に入れた人が、

必ずしも幸せとは限らないし、

成功した人が、

必ずしも満たされているとは限らない。

 

 

なぜ人は、

幸せを感じられないのでしょう。

 

 

幸せを感じられない人には、

共通した思考パターンがあります。

 

 

一つ目は、

「〜になったら幸せになれる」という

条件付きの幸せを追いかけていることです。

 

 

あれが手に入ったら。

これが解決したら。

あの人がこうしてくれたら。

 

 

その条件が満たされた時、

初めて幸せになれると思っています。

 

 

でもこのパターンには、

致命的な問題があります。

 

 

一つの条件が満たされると、

次の条件が現れるということです。

 

 

あれが手に入ったら、

今度はこれが足りないと感じる。

これが解決したら、

次の問題が出てくる。

 

 

こういった幸せの条件は、

永遠に達成されません。

 

 

幸せを外側に置いている限り、

外側は常に変化し続けるからです。

 

 

二つ目のパターンは、

今あるものではなく、

ないものにフォーカスし続けることです。

 

 

人間の脳は、

不足を見つける方向に働きやすい

特性を持っています。

 

 

あれが足りない、

これが足りない、

もっとこうであれば、

という思考が自然と生まれてきます。

 

 

これは、生き延びるために、

問題や不足を素早く見つけることが

得意な方向に人間の脳が

発達してきた結果です。

 

 

でもその脳の癖が、

現代の日常生活の中で、

幸せを感じることを妨げています。

 

 

今日ご飯が食べられたことより、

今日うまくいかなかったことが頭に残る。

 

 

今日誰かに優しくしてもらったことより、

今日誰かに傷つけられたことが心に刻まれる。

 

 

ないものばかりを見続けると、

あるものの豊かさが見えなくなってしまう。

 

 

三つ目のパターンは、

幸せを誰かに決めてもらおうとすることです。

 

 

あの人が認めてくれれば幸せ。

誰かに必要とされれば幸せ。

周りに評価されれば幸せ。

 

 

こんな風に、

他人の評価を幸せの基準にしている人は、

永遠に幸せを自分のものにできないです。

 

 

なぜなら、

他人の評価はコントロールできないからです。

 

 

昨日褒められても、

今日批判されれば、

幸せは消えます。

 

 

昨日必要とされても、

今日無視されれば、

幸せは揺らぎます。

 

 

外側に置いた幸せは、

外側の変化に常に脅かされます。

 

 

では、幸せを感じるためには、

どうすればいいのでしょうか?

 

 

一つ目は、

幸せの条件を外側から内側に移すことです。

 

 

〜になったら幸せ、ではなく、

今この瞬間の自分の中に幸せを見つけること。

今日、一つだけ「よかった」と

思えることを見つけてみてください。

 

 

どんなに小さなことでもいいです。

今日ご飯が美味しかった。

今日、誰かと笑えた。

今日、空が綺麗だった。

 

 

その一つを、

丁寧に受け取ることから始めてほしい。

 

 

二つ目は、ないものではなく、

あるものにフォーカスする練習をすることです。

 

 

脳の癖は、意識的に変えていくことができます。

毎晩眠る前に、

今日あったよかったことを

三つだけ思い出してみてください。

 

 

大きなことでなくていいです。

小さな「あった」を積み重ねることで、

少しずつ脳のフォーカスが変わっていきます。

 

 

三つ目は、幸せの基準を、

他人の評価から

自分の本音に移すことです。

 

 

今日、自分の本音に従って生きられましたか。

今日、自分を大切にする選択ができましたか。

 

 

その問いを、内なる自分に聞いてみてください。

 

 

他人に認められなくても、

自分が自分の本音に誠実でいられた時、

そこに静かな満足感が生まれます。

 

それが、外側の変化に揺らがない幸せの土台です。

 

 

幸せとは、探すものではなく気づくものです。

 

 

すでにそこにあるものに気づけるかどうか。

今この瞬間の豊かさを受け取れるかどうか。

 

 

その感度を育てていくことが、

幸せを感じる仕組みを作っていくことです。

 

 

自己一致して生きている人が

幸せそうに見えるのは、

特別なものを持っているからではなく、

 

今この瞬間の自分の本音と繋がっているから、

今ここにあるものの豊かさを

受け取れているからです。

 

 

幸せは、

今日という一日の中に必ずあります。

 

 

あなたがそれに気づいた瞬間から、

幸せはあなたのものになります。