頑張ってきた。
誰よりも早く動いて、
誰かのために動いて、
「ちゃんとしなきゃ」と自分を律してきた。
結果も、それなりに出してきた。
なのに、なぜか満たされない。
ふとした瞬間に、胸の奥がざわつく。
「これでよかったのか」
という問いが、静かに浮かぶ。
あなたにも、そんな瞬間があるでしょうか。
私にも、あった
コーチとして2,800人以上と向き合い、
年収980万円を達成した時期があります。
数字だけ見れば、
「うまくいっている」はずでした。
でも、どこかに違和感があった。
満たされているはずなのに、
何かが足りない感覚。
その正体に気づいたのは、
活動を休止して、
静かな時間の中にいた時でした。
満たされない理由は、シンプルでした
他人の基準で、頑張っていたから。
「こうあるべき」という
外側の声に応えることに、
いつの間にかエネルギーを
使い果たしていました。
誰かに認められたくて動く。
期待を裏切りたくなくて動く。
「ちゃんとしている自分」を守るために動く。
それは頑張っているようで、
実は自分から離れていく行為でした。
心理学的に言えば、
これは「自己一致の欠如」
と呼ばれる状態です。
自分の価値観と、
実際の行動がズレている。
頭では「こうしたい」と思っていても、
行動は「こうしなきゃ」に引っ張られている。
そのズレが積み重なると、
頑張れば頑張るほど、
満たされなくなっていきます。
燃え尽きているのに休めない。
結果が出ているのに虚しい。
人から見れば充実しているのに、
自分だけが知っている空洞感。
それは怠けているのではないです。
自分と離れすぎているサインです。
では、どうするか
大きく変える必要はありません。
まず、ひとつだけ
自分に問いかけてほしいのです。
「これは、私がしたいことでしょうか。
それとも、しなきゃいけないことでしょうか。」
この問いに、
正直に向き合うだけでいいです。
答えがすぐ出なくても構いません。
ただ、問い続けること。
その積み重ねが、少しずつ
自分の基準を取り戻させてくれます。
満たされない感覚は、
あなたがおかしいのではありません
それはむしろ、
「そろそろ自分に戻っていいよ」
という、内側からのサインです。
頑張ることをやめなくていいです。
ただ、誰のために頑張るかを、
もう一度選び直すだけでいいです。
今のあなたの頑張りは、
誰の基準に応えるためのものでしょうか。
その頑張りの先に、
あなた自身の姿はあるでしょうか。
命基準で選んだ時、
初めて頑張ることが満たされること
に繋がっていきます。