「人生をやり直したい」
そう思ったことが、
あなたにもあるだろうか。
あの選択さえしなければ。
あのとき、違う道を選んでいれば。
そんな風に思ったことが・・・
でも、正直に言う。
やり直しは、できない。
過去は変わらない。
あのときの自分も、あの出来事も、
なかったことにはできない。
だから私は長い間、
「やり直し」という言葉に
どこか息苦しさを感じていた。
私には、忘れられない記憶があります。
小学6年生のとき、交通事故に遭い
5日間、意識がなかったのです。
目が覚めたとき、
「生きていること自体が奇跡だ」と告げられ
子どもながらに、何かが身体に刻まれた。
命は、当たり前じゃない。
その感覚は、大人になってからも
ずっと私の奥底に静かにあり続けた。
それから時間は流れ、
信じていた人にお金を使い込まれ、
自分名義の借金を背負った。
飲食店を引き継いで2年で閉業した。
コーチとして起業して、
セッション2,800人以上、
年収980万円を達成した。
そして、また立ち止まった。
環境の変化で活動を休止、
肩書きが消え、発信が止まった。
そして、静かな時間の中で、
また浮かんできた問い。
「私は、何者なのか。」
このとき、私がしたのは
「やり直し」ではなかった。
やり直しとは過去を否定することだ。
あの失敗がなければ、
という前提に立つことだ。
でも私が選んだのは再起動だった。
再起動とは、
今ここから起動し直すことだ。
過去を消すのではなく、
すべてを持ったまま、
もう一度動き始めること。
借金も、閉業も、休業も、
全部ひっくるめて「私」として、
また歩き始めること。
再起動に必要なのは、
新しい自分になることじゃない。
命を基準に、選び直すこと。
もしここで終わっていたら、
私は何を後悔するか。
その問いに誠実に向き合うこと。
他人にどう見られるか、ではなく。
世間的に正解かどうか、でもなく。
有限の命に、誠実かどうか。
その基準に戻るだけで、
不思議なほど次の一歩が見えてくる。
人生を「やり直したい」と思っている人に、
伝えたいことがある。
あなたはやり直さなくていい。
ただ、再起動すればいい。
派手な覚醒も劇的な変化もいらない。
今ここから、静かに、もう一度動き始める。
それだけでいい。
人生は、何度でも再起動できる。
私はそう信じているし、
自分自身がその証拠だと思っている。
最後まで読んでくれてありがとう。
「そうかもしれない」と思った人は、
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