「なぜ、あの人はあんなことをするの?」

「なぜ、わかってくれないの?」

「なぜ、私だけこんな目に遭うの?」

 

 

あなたは今、

「なぜ?」をどこに向けているでしょうか。

 

 

実はこの問い、

向ける方向によって人生をどん底にも、

望む場所にも連れていく力を持っているのです。

 

 

正直に言います。

10代の頃の私は、

いつも他人のせいにして物事をやり過ごしていた。

 

 

うまくいかないことがあれば誰かのせい。 

苦しいことがあれば環境のせい。

 

 

「なぜ、あの人はあんなことをするんだろう?」 

「なぜ、わかってくれないの?」と、

「なぜ?」はいつも外側に向いていた。 

 

 

そしてその問いは、

答えが出るたびに私をさらに

被害者の位置に置いた。

 

 

他人を責めることで一時的にスッキリする。 

でも何も変わらない。 

むしろ、どんどん苦しくなる。

 

 

「なぜ?」をネガティブにフォーカスして

使い続けた結果がそれだった。

 

 

そして、20歳の時に、

水商売の世界に飛び込んだ私は、

そこで初めて本気で

お客様に向き合うことを考えました。

 

 

満足してもらいたい。 

喜んでもらいたい。 

また来たいと思ってもらいたい。

 

 

その想いが芽生えた時、

自然と「なぜ?」の向け方が変わった。

 

 

「このお客様は、なぜ今日来たのだろう?」 

「なぜ、私を指名してくださったのだろう?」 

「今日、何を求めているのだろう?」

 

 

同じ「なぜ?」でも、

フォーカスがまるで違う。

 

 

外側の誰かを責めるためではなく、

相手の内側を理解するために問う。 

 

 

答えを探すうちに、

お客様の気持ちが見えてくる。 

望みが見えてくる。 

だから寄り添えるようになる。

 

 

「なぜ?」をポジティブに

フォーカスするようになってから、

接客が変わった。 結果が変わった。

 

 

それから30代になって起業に挑戦した。

不安もあった。 

わからないことだらけだった。

 

 

でもその時も、

「なぜ?」をポジティブにフォーカスし続けた。

 

 

「なぜ、この人はこれを求めているのだろう?」 

「なぜ、これがうまくいかないのだろう?」 

「なぜ、私はこれをやりたいのだろう?」

 

 

問い続けることで本質が見えてくる。 

本質が見えると動くべき方向が明確になる。 

方向が明確になると、行動に迷いがなくなる。

 

 

結果として、望む以上のものを

手にすることができました。

「なぜ?」の力を、改めて実感した瞬間でした。

 

 

ここで整理しておきたい。

「なぜ?」という問いには、

大きく2つの使い方があります。

 

 

ひとつは、

ネガティブフォーカスの「なぜ?」。

 

 

「なぜ、あの人はこうなの?」 

「なぜ、私はこんなに不運なの?」 

「なぜ、うまくいかないの?」

 

 

この「なぜ?」は、

問えば問うほど被害者意識を強化します。 

 

 

答えが出るたびに、

誰かのせい・何かのせいという

結論に着地する。 

そして何も変わらない。

 

 

もうひとつは、

ポジティブフォーカスの「なぜ?」。

 

 

「なぜ、この人はこう感じているのだろう?」 

「なぜ、私はこれをやりたいのだろう?」 

「なぜ、これがうまくいったのだろう?」

 

 

この「なぜ?」は、

問えば問うほど本質に近づきます。 

 

 

答えが出るたびに、

次の行動が見えてくる。 

そして現実が動き始めるのです。

 

 

同じ2文字の問いなのに、

向ける方向でまったく別の力を持つ。

 

 

フォーカスが現実を作る

 

 

結局のところ、これがすべてなのです。

どこにフォーカスするか。

 

 

外側の誰かにフォーカスすれば、

現実は他人に委ねられる。 

 

 

内側の本質にフォーカスすれば、

現実は自分で動かせる。

 

 

「なぜ?」はただの問いではない。 

あなたの意識をどこに向けるか

を決める羅針盤なのです。

 

 

さて今、あなたの「なぜ?」は

どこに向いているでしょうか。

 

 

誰かを責めるために使っているか。 

それとも、

本質を理解するために使っているか。

 

 

問いの向け方をひとつ変えるだけで、

見える景色が変わります。

 

 

景色が変われば、行動が変わる。 

行動が変われば、現実が変わる。

 

 

「なぜ?」は、

使い方次第で最強の道具になる。

 

 

今日から、その問いを

ポジティブにフォーカスして使ってみてほしい。