「また、断れなかった…」
心の中で、ため息をつく。
別に「いい人」でいようなんて思ってない。
嫌われたくないとも思ってない。
ただ、めんどくさいんだよね。
断ったら、説明しなきゃいけない。
断ったら、言い訳を求められる。
断ったら、「なんで?」「どうして?」って詮索される。
そのやり取りが、めんどくさい。
だったら、「いいよ」って言っちゃった方が早い。
だったら、引き受けちゃった方が楽。
そう思って、気づいたら自分が我慢している。
本当は嫌なのに。
本当は疲れているのに。
本当はやりたくないのに。
もしかしてそんな風に思ってない?
実は私も、ずっとそうでした。
昔の私は、誰かに何か頼まれると断れませんでした。
でも、それは「いい人に思われたい」からでも、
「嫌われたくない」からでもなかったんです。
ただ、めんどくさかっただけ。
断ったら、「なんで?」って聞かれる。
断ったら、「この前は手伝ってくれたのに」って言われる。
断ったら、「冷たい」とか「薄情だ」とか言われる。
そのやり取りが、本当にめんどくさい!
説明するのも、めんどくさい。
言い訳するのも、めんどくさい。
相手の機嫌を取るのも、めんどくさい。
だったら、最初から
「いいよ」って言っちゃった方が早い。
そう思って、引き受けてしまう。
でも、引き受けた後で後悔するんです。
「なんで、引き受けちゃったんだろう」
「また、自分ばっかり損してる」
「なんで、私がやらなきゃいけないの?」
そうやって、モヤモヤを抱えながら、やる。
それが、一番めんどくさいのに・・・
「めんどくさい」から逃げて、
もっと「めんどくさい」を引き寄せていた
20代の頃、私は
たくさんの頼まれごとを引き受けていました。
でも、それは優しさでも何でもなく、
ただ「断るのがめんどくさい」からでした。
もちろん、すべてのことに対してではないですよ。
相談に乗る。 手伝う。 付き合う。
「断った後のやり取りがめんどくさい」
と思うと自然に引き受けていました。
でも、そうやって何でも引き受けていると、
どんどん頼まれることが増えていくんです。
「麗美ならやってくれる」
「麗美は断らない」
「麗美に頼めば大丈夫」
そうやって、どんどん
「便利な人」になっていきました。
そして、気づいたんです。
断るのがめんどくさいから引き受けていたのに、
結局もっとめんどくさいことになってる。
自分の時間がなくなる。
自分のやりたいことができなくなる。
自分が疲れ果てる。
そして、モヤモヤとイライラが溜まっていく。
「なんで、私ばっかり」
「なんで、誰も私を手伝ってくれないの」
「なんで、こんなに損してるんだろう」
でも、それは
自分で選んでいたことだったんです。
「断るのがめんどくさい」から逃げて、
もっとめんどくさいことを
自分で引き寄せていたんです。
28歳の頃、
借金まみれで困窮していたとき。
それでも、私は
誰かに頼まれたら断れませんでした。
自分は余裕がないのに。
自分はもう限界なのに。
そんなある日、友人が言ったんです。
「麗美、なんでそんなに
何でも引き受けるの? 断ればいいじゃん」
私は、思わず言いました。
「だって、断ったら、めんどくさいじゃん。
『なんで?』とか
『この前は手伝ってくれたのに』とか言われて。
そのやり取りが、めんどくさいんだよね」
友人は、不思議そうな顔をしました。
「でも、引き受けた後の方が、
もっとめんどくさくない?」
その言葉に、ハッとしました。
確かに。
断るときのやり取りは、せいぜい数分。
でも、引き受けたら、
何時間も、何日も時間を取られる。
そして、やりたいことではないことをやる苦痛。
自分の時間が奪われるストレス。
モヤモヤとイライラが溜まっていく不快感。
どっちが、めんどくさい?
断るときの一瞬のめんどくささから逃げて、
何倍ものめんどくささを自分で選んでいたんです。
友人は続けました。
「っていうか、断って
『なんで?』とか言ってくる人って、なんなの?
断る理由なんて、説明しなくていいんだよ。
『無理』でいいじゃん。
『できない』でいいじゃん。
それ以上、詮索してくる人が
めんどくさいんだよ」
その言葉が、私の心に深く刺さりました。
そうだ。
断る理由なんて、説明しなくていいんだ。
「無理」でいい。
「できない」でいい。
「嫌だ」でいい。
それ以上、詮索してくる人の方が、おかしいんだ。
37歳のとき、メンターが私に言いました。
「麗美さん、『NO』を言うのに、
理由なんていらないんですよ。
『できません』
『無理です』
『今回はパスします』
それだけでいいんです。
理由を求めてくる人は、
あなたをコントロールしようとしているだけです。
説明を求めてくる人は、
あなたの断りを覆そうとしているだけです。
本当にあなたを尊重してくれる人なら、
『無理』って言われた時点で
『わかった』って言ってくれます」
その言葉を聞いて、
目から鱗が落ちました。
私は、断るときにいつも
理由を説明していました。
「今日は予定があって」
「ちょっと体調が悪くて」
「他にやることがあって」
でも、そうやって理由を言うから、
相手は突っ込んでくるんです。
「予定って何?変更できない?」
「体調悪いの?でも、これだけお願い」
「他のことって何?これの方が大事じゃない?」
そうやって、どんどんめんどくさいことになる。
でも、理由を言わなければ、
それで終わるんです。
「無理です」
それだけ。
それ以上、詮索してくる人には、
「とにかく無理なんです」で通す。
それでいいんだって、気づきました。
シンプルに「NO」を言う練習
それから、私は練習しました。
理由を言わずに、シンプルに断る練習。
「ごめん、無理」 「今回はパス」 「できない」
最初は、すごく不安でした。
「理由を言わないなんて、失礼じゃないか」
「ちゃんと説明しないと、怒られるんじゃないか」
でも、勇気を出してやってみたら、
意外なことがわかりました。
本当に私を尊重してくれる人は、
理由なんて聞いてきませんでした。
「わかった」 「了解」 「またの機会に」
それだけで、終わりました。
逆に、「なんで?」「理由は?」「どうして?」
って詮索してくる人もいました。
でも、そういう人には、
「とにかく無理なんです」と繰り返しました。
そうしたら、諦めてくれました。
中には、不機嫌になったり、
文句を言ったりする人もいました。
でも、それでいいんです。
私の「NO」を尊重してくれない人とは、
そもそも良い関係なんて築けないから。
私はハンドメイド作家として
作品づくりもしていますが、
すべてのオーダーを受けるわけではありません。
「この作品、作ってもらえませんか?」
と言われても、自分の中で
「これは違うな」と感じたら、
シンプルにお断りします。
「申し訳ございませんが、今回は難しいです」
それだけ。
「なんで?」と聞かれることもあります。
でも、「私の制作方針に合わないため」とだけ答えます。
それ以上、説明しません。
なぜなら、詳しく説明すればするほど、
めんどくさいことになるから。
そして、私の「NO」を尊重してくれるお客様だけと、
お付き合いすればいいと思っているから。
そうやって、
シンプルに断れるようになったら、
本当に楽になりました。
あなたは、何から逃げていますか?
もし今、あなたが断れなくて苦しんでいるなら。
自分に問いかけてみてください。
「私は、何から逃げてるんだろう?」
断った後のやり取りが、めんどくさい?
理由を聞かれるのが、めんどくさい?
相手の機嫌を取るのが、めんどくさい?
だったら、もっとシンプルにしてみませんか?
「無理です」
それだけでいいんです。
理由なんて、言わなくていい。
説明なんて、しなくていい。
言い訳なんて、必要ない。
「無理」「できない」「嫌だ」
それだけで、十分です。
それ以上、詮索してくる人には、
何も答えなくていいんです。
断るときの一瞬のめんどくささから逃げて、
何倍ものめんどくささを引き寄せるのは、
もうやめましょう。
シンプルに「NO」を言う。
それが、一番楽な方法です。
命には、今しかない。
その大切な時間を、
やりたくないことで埋めないでください。
その大切な時間を、
めんどくさいやり取りで消耗しないでください。
「NO」を言う。
それは、
わがままじゃありません。
それは、
自分の時間を守ることです。
自分の人生を大切にすることです。
私は、あなたを応援しています。
あなたが、シンプルに
「NO」を言えるようになることを。
あなたが、めんどくさい
やり取りから自由になれることを。
あなたが、本当に
やりたいことに時間を使えることを。
心から願っています。
「NO」を言う勇気を持ったとき、
あなたは本当の自由を手に入れます。
そして、
本当に大切な人との関係だけが、残ります。
大丈夫。
あなたは、理由を説明しなくても、
十分尊重される。
あなたは、シンプルに
「NO」と言っても、十分愛される。
あなたは、ありのままで、素晴らしいんです。
それを、信じてくださいね♡
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
やさしい光とともに愛を込めて♡ 麗美ねぇ
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