私ね。
子供のころからずっと
他人のお役に立てる人になりたい
って思って生きてきたんだ。
だけど、
誰かのために何かをする
というのはちょっと違うと感じてて、
自分の中でよくわからない
矛盾を感じていたんです。
他人の役には立ちたいと思ってるのに
他人のために何かをするのはイヤ！
この感覚がずっと
矛盾してるって思っていたの。
でも、今は
矛盾なんかしていない
って言いきれるようになった。
私は、私がやりたいことをして
その行動が他人の役に立てていると
感じられる生き方が好きで、
そうやって生きていることが
一番自分らしく輝いてるって
感じているんです。
私がやりたいことをやるのは
自分のため。
自分自身の感情を満たすため。
だから、それは
誰かのための行動ではないんです。
ただ、結果として
誰かのためになっていた
というだけであって、
私自身は、
誰かのために何かをしたいと
思っているわけではないんですよ。
もちろん、他人を助けたいって
気持ちもあるけど、
順位をつけるとしたら、
自分の幸せが一番で、
他人の幸せは二の次なの。
こんな言い方をすると、
自分さえよければそれでいい
みたいにも捉えられるかもしれないけど、
けっしてそういう意味ではありません。
たとえば、災害ボランティアに
参加するのは、
そこに困っている人がいるから
助けに行くわけじゃなくて、
私自身がその活動をしたいから行く。
私がそう行動したことによって
結果的に「助かった」という人が
出てくるだけなんです。
表現が難しいけど、
助けたいから行くんじゃなくて
行ったことで助かった人がいる
ということ。
これ、意味伝わるかな？^^;
一時救命の時も、
第一に自分自身の身の安全を
確保することが基本で、
そのうえで救命活動を始めるんだけど、
それと同じで、
まずは自分。
その次に他人って、
私は考えているんです。
そして、この考えを
めちゃくちゃ大事にしてる。
なぜなら、
自分を犠牲にして
他人を助けてしまうと、
そこで助けられた人の心に
「罪悪感」を生んでしまうからなの。
自分さえ助かれば
他の人のことなどどうでもいい
こんな風に思っている人は、
世界中を探せば少しくらいは
いるかもしれないけど、
世の中のほとんどの人は
そんな風には思っていないんだよね。
自分を助けるために、
誰かが犠牲になったとしたら、
その人はその先ずっと
そのことで苦しむことになる。
そうして、自ら命を絶ってしまう
という人も多いんです。
私が、自分のことを一番に考えて
行動している一番の理由は、
自分自身を幸せにするためだけど、
それだけじゃなくて、
自分の行動の結果から
他人に「罪悪感」を与えたくないから
というのもあるんです。
誰かのために何かをしたい
って考えている人は
沢山いると思う。
私も以前はそう思って
色々やっていた時期があったから。
だけど、それで救われた人たちは
「ありがとう」という感謝の言葉よりも
「ごめんなさい」「申し訳ありません」といった
謝罪の言葉を口にすることの方が
断然多かった。
人助けをして謝られるって
なんかおかしくないか？
この人達、何も悪いことなんか
してないのに、
何で謝るんだろう？
って、よく考えていた。
で、私なりに見つけた答えは、
「誰かのために」というのは
自己犠牲の上にある偽善だってこと。
どんなに善意を持っていても、
その下に自己犠牲というものがあれば、
それは偽善に変わる。
偽善だから感謝よりも
謝罪の気持ちが強く出てしまう。
もちろん、すべてがそうだという
わけではないけど、
ただ、他人の役に立ちたいと
思う気持ちを持つことと、
誰かのために何かをしたい
と思うのとでは、
意味が全く違うってことだけは
知っていてほしいなって思う。
他人のお役に立てたとき、
謝罪の言葉を頂くよりも、
感謝の言葉を頂けた方が
あなたも絶対に嬉しいはずだから。
表面的な言葉じゃなくて、
その奥にある相手の気持ちの部分でね。
だからもし、あなたが今、
誰かのために何かを・・・と、
考えているのなら、
その前に自分のために
何をするかを考えてほしいな＾＾
最後までお読みいただき
ありがとうございました ^ ^
この記事がお役に立てれば幸いです。
あなたの身の上にすべての豊かさが
雪崩のごとく降り注ぎますように・・・
愛を込めて♡
梅原麗美
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