愛護センターのホームページには


迷子で保護された収容動物と

センターで飼い主を探している譲渡動物

一般の方が家庭に置いたまま新たな飼い主を探す
里親募集動物

が、掲載されている



一般の方の里親募集が掲載されると

各、登録ボランティアにもその報告がある




そこで、シニアだけど小さなチワワが里親募集で掲載されたと情報がセンターから届き




この大きさなら保護できる、と手を挙げた


その時点で、他にも多数の希望者がいるとの返事を受け

それなら、よかった!と安心して私は手を引いた



が、数日後に


この子を希望していた人はたくさんいたが

全部、白紙になったから、お願いできないか?と
連絡を受け


迎えに行った






おそらく、掲載されていた写真は

かなり前に撮られたものだろう


現在のこの子は両目白内障

ガリガリで毛もボサボサでお尻にウンチの毛玉がぶら下がっていた

怯えていて、全く声も出さない



『全然吠えないし、おとなしい子です』

『散歩は嫌いで歩きません』

『トイレは家の中でシーツでします』

『フードはカリカリフードを食べています』

『小さな子供が嫌いみたいで、、、』


上記、飼い主からの情報


手放す事になった理由は


【子供のアレルギー】

まだ若い奥さんは抱っこ紐で生後4ヶ月の赤ちゃんを抱え

2歳くらいの子の手を引いていた

そして、小学生の長女は喘息で入院中、だと、、



この犬は、事情があり、よそで飼えなくなった子を
引き取ったそうだが

子供のアレルギーが酷くなり

これ以上は一緒に生活させられない、と

愛護センターに相談し、里親募集に至ったそうだ


この状態では、飼育できないのは確かだろう、、、



いろんな疑問点はあったが

手放すことを考えてくれてよかった



さあ、綺麗にしようね






爪は恐ろしく伸びていて

あちこち、毛が剥げていて

ベタベタして臭かった悲しい



シャンプーも小さいからあっという間に済んで



きれいになり


さて。。。。


預かり先は。。。。



2023年10月に

保健所に収容されたハイシニアのトイプードル






両目真っ白で全盲


喜怒哀楽の少ないおばあちゃん犬を

うちから迎えてくれて

フクちゃんと名付け

御夫婦で大切に大切にしてくれて




3月に看取ってくれた高木家さん家族に



今回は預かりをお願いしましたお願い



高木さん宅からは、病院も近く


搬送などの協力もしてもらえるので

すごく助かるキラキラ





チワワのこの子は

【ちーちゃん】と呼ぶことに




ちーちゃん


高木さん宅に着いてからは






尻尾がピーンとあがって



なんだか、表情も変わってきた気がするニコニコ


そして、自分から高木さんの膝に

ソロリソロリと乗っていき

静かに甘えた




高木さん宅には

先住犬のトイプー、ラズ(某保健所より保護された子)が
いて


その子との相性はとうかなぁ〜?と様子を見ていた




『この子、声も出さないし

喜怒哀楽も、ほとんどないんです』



と、伝えていたが

仕事から帰ってきた旦那さんに尻尾を振って甘えに行き


『お散歩は嫌いで歩かない』と聞いていたが


ラズのお散歩コースを喜んでどんどん歩きますよ〜😊


びっくり



そして


ラズとは




こんな風に楽しそうにしてるびっくりびっくりびっくり



飼い主から聞いてた話と


全然違う〜!!!


おそらくね、飼い主宅には小さな子供が2人いて


ちーちゃんは子供が嫌いなことと

アレルギー問題で隔離されていたんじゃないかな。。



そして、本犬も子どもたちから構われたくなくて

静かに隠れてたのかな。。。。



高木さん宅には小さな子どもも居ないし

とにかく溺愛してくれるご夫婦なので

きっと、ちーちゃんにもそれが伝わって

どんどん自我が出せてきたんだろうなぁ☺️





トリミングサロンにつれていってもらい

ツンツルテンですっきり


病院で、全部の検査をしてもらった結果

両目白内障

子宮水腫

肝臓の数値軽度上昇

弁膜症軽度、三尖弁逆流あり


まだ、重大な異常ではないので

現時点での薬も必要なし 


歯石乳腺腫瘍もあり


6/17に、再検査して問題なければ


避妊手術、 歯石除去術、
  乳腺腫瘍摘出術

やります!!




どんどん甘えん坊になってく  ちーちゃん



今回手放した飼い主の前にも

誰かに手放されている



ずっと甘えたかった子


最近は自己主張で散歩の時に吠えたりもするようになった、と




11歳という年齢から

この子の余生は、生きてきた年月より短いだろう


だけど


その余生をたくさん愛されて


犬らしく過ごしてほしい




手術まで、高木さん宅で

しっかり運動して

栄養あるもの食べさせてくれて

体力つけてくれてるおねがいありがとう



2キロの

小さなちーちゃん

手術、頑張って幸せ見つけようねグー