動物は本能で生きてるから
発情期になり、そこにオスとメスが存在すれば
必然的に
。。。。。こうなるよね
母猫は、まだ生後半年くらいの子猫
おそらく、初めての出産だろう
子猫が 子猫を産み
育てきれず放置された子猫たちは
母猫を求めて泣き続けていた
母猫は人になれていて、誰かが飼っていたのか
餌やりだけしていたのか
どっちにしても避妊手術もされずに
外にいたから、、、、
産むよね
そして
この母猫が迷い込んできたお家が
処分が決まっていたシニアの雑種犬を迎えてくれて
最近ジロちゃんを
看取ってくれたばかりの里親の永廣さんと岡田さん宅
猫は飼ったことないから、どうしたらいいかわからないけど
母猫はなんとか保護しよう!と
しかし、2人とも仕事に出ていて、朝晩以外は
子猫たちに授乳してやることも出来ない
どうしよう、、、と悩んでいた
それを聞いて
すぐに木原さんが動いてくれた
6匹の子猫たち、、、、
預りを木原さんとプップママで手分けしよう!と段取りを組んで
迎えに走った
。。。。が
4匹は既に、間に合わず、、、、、
保護できた2匹も

1滴ずつのミルクも飲めない、、、
酷い脱水
すぐに病院に連絡を取り
小さな小さな手に静脈点滴をいれてもらい
HCUに入院
間に合わなかった4匹は
口を大きく開けて亡くなっていた、と、、、、、
保護できた2匹は
なんとか生きて欲しい
現在150g 風邪から肺炎を起こしてる可能性があり
抗生剤を2種類投与
静脈点滴で脱水は改善するも、ミルクを飲めず
厳しい状態は変わらず、、、、
入院してから2日
弱々しく鳴く声も出なかった子の鼓動が止まった
そしてもう1匹は
鳴いてはいるがミルクを口から飲むことが出来ず
カテーテルで胃に注入するしかないが
それもかなりキツそうだ、と、、、、
『明日、無くなった子猫と一緒に
この子を連れて帰りたい』と
数日頑張ったけど
状況は変わらず、このまま病院で亡くなってしまうなら
看取り覚悟で
お家で出来ることをしてやりたい、と
生後まもない小さな子猫
限界ギリギリの体力、、、、
この子の生命力にかけて
できることをやるしかない、、、、
母猫は早急に避妊するため、本日病院に運んでくれている
この子は、永廣さんと岡田さんが
術後も世話を続けてくれるとになったので良かった
そして。。。
もう1件
去年から介入している 猫の多頭飼育崩壊現場
知的障害者の親子の家で
酷い真菌で皮膚病とお腹の中がマンソンだらけ。。。
捕まえれる猫たちは捕まえて
ボランティア仲間に協力してもらい保護
犬の里親さんで現在は猫ボラをしている水本さんも
かなり協力してくれたが
猫たちは元々が遺伝子的に弱いのか
治療しても治療しても、亡くなってしまう子が大半で、、、、
水本さんも 悔しい思いをする日々が続いていた
そして
中々捕まらずに逃げ回ってる猫が
また子猫を産んでいる、と電話があり
『5匹生まれてたけど
他の猫がくわえてどっか連れていったみたい〜』と、、、、
自分は身体が悪くて猫の世話もできないのに
手離したくない母親と
猫の頭数を減らしたい息子と
自分の杖で猫を振り払う、猫が苦手な義理の姉
(隣の家)
田舎の戸建てで周りは田んぼと山
24時間、窓を開け放していて
猫も、虫も、野生の動物も、、、出入り自由で
部屋のあちこちには、糞や何かの死骸が転がっている
そこで親子は普通に生活をしていて
よく病気にならないな、、、って不思議
とにかく残ってる猫たちを捕まえて避妊しないと
いつまで経っても終わらない
家の壁の穴を塞いでもらい
窓も全部閉めて、ネコ達を外に出さないで!!!と
お願いして
その親子の知り合いで協力してもらってる方に
室内に猫のトイレを設置してもらった
とにかくネコ達を外に出さないようにしないと
せっかく1時間かけて通っても
捕まえる猫が外に逃げて居ないんじゃ意味が無い
そして、、、、仕事の休みを利用して現場に向かった
病院にも連絡して、猫を連れていくから避妊手術をお願いできるように段取りを組んでもらってた
なのに
8匹いるはずの猫が
部屋にいたのは
唯一触れる猫1匹と
逃げ回るキジ猫と
子猫を産んだ母猫
3匹だけ。。。
窓を開けないでと、何度も何度も念押したのに!!!!
開けて逃がしていた







とにかく部屋の中にいる子達だけでも捕まえよう!と
キジ猫は部屋中をあちこち逃げ回り
全く降りてこず
天井に空いた穴の中に入っていった





おそらく天井裏から外に逃げたんだろう
そして、残された子猫たちが
4匹
酷い脱水
目から膿が吹き出していて
4匹をキャリーに入れて
病院に運ぼうとしたが
祭日でどこも病院は午後休みだった
現場から 水本さんに連絡し
子猫の預かりをOK もらい
1時間半掛けて水本さん宅へ🚗³₃
子猫たちと
成猫2匹も避妊手術に連れていくまで
預かりをお願いした
去年同じ現場から保護した成猫が
原因の分からない体調不良に、死んでしまうんじゃないか、、、と怖かった
子猫たちは、まだ、離乳食が食べれなくて
水本さんがシリンジでミルクを飲ませてくれてる
猫風邪の治療と、つぶれている目の治療を開始
せっかく助けられた命
どうか命が繋がりますよう、、、、
猫の発情がくるスピードはほんとに早くて
あっという間に増えていく
多頭飼育崩壊の現場においては
繰り返す近親交配から血がかなり濃くなるからか
原因の分からない体調不良や
てんかん発作を起こしたり
短命でなくなるケースが多い、、、、
避妊手術をすれば
猫はそれ以上数が増えることはなく
一世一代の命を見守ってくだけ
こんなはずではなかった、、、、という状況を作らせないために
不幸な命を
増やさないために
過酷な現場で生きるネコ達を
守るために
不妊手術は必要です
私には猫は保護できないから
せめて
TNRを続けます