毎日チェックしている


福岡県の各地保健所の迷子犬情報



もしかしたら、近所の犬が収容されてるかもしれない

なんとか助けられる子がいないか、、、


そして


今の私には、安易に保護に手をあげられないと
分かっていながらも


目が離せなくなった子が、、、、


清掃工場で捕獲された子


ガリガリに痩せていて

人懐こく擦り寄ってくる、、、と


この子を見た時

4年前に保護した  あんちゃんと重なって。。。


ガリガリに痩せていて

皮膚はあちこち禿げていて



怯えて固まってたけど

人に対しての威嚇攻撃は全くなかった


首に巻かれた鎖が切れていたが

飼い主は現れることなく

はぴねすの保護犬として引き出した


保護して4年

まだ、ビビりっ子だけど

預りのオーナー宅のランを走り回って

供血犬としても活躍しながら

ご縁待ちニコニコ



同じようにこの子も

首に巻きついた鎖はちぎれていた

体は骨と皮

もしも鎖がちぎれなければ

餓死するまで繋がれたままだったのか


保健所に収容され

ご飯をたくさん食べれて

毛布を敷いてもらって

きっと この子は安心して眠れただろう


でも

保健所の収容期限は5日間

ここにずっと居て、里親を探すことはできない



不自然に腫れ上がった前足



変な方向に曲がった関節で

傍に寄ってくるこの子を

どうしても諦めきれず
しかし

うちには 声もかかっていない中型雑種犬が
いる。。。。


あらたに中型犬を保護できる余裕なんてなくて



それでも



諦めたら終わる  この子の命を



どうしても見捨てられないえーん




迷って、、、、、

迷って、、、、、、


その時


「クリちゃん、2人でやろう!(助けよう)


今までみたいに一緒になら出来る!!!」と

TAMAさんがえーん



その言葉に背中を押してもらい

決意!


犬舎に入った私の膝に顎を乗せて甘えるこの子に


「さあ!一緒に行こう!」と  声をかけ


リードを引き


外へ




愛護センターで世話をしてくれてた職員をみつけると


自ら傍によっていき





お礼を言っているかのように顔を見上げた




健気なこの子の姿に  切なくなる





この子の  これからの名前は


【野の花】ののか



TAMAさんが名付けてくれたキラキラ


車にもおとなしく乗って


そのまま病院へ



血液検査

エコー検査

足の腫れの部分の関節液を抜いて感染状況を検査



レントゲン

両足ともに酷い脱臼、、、というか


もう、ボッキリ骨折している状況で




なぜ、こうなったのか?!と聞くと


リウマチが根本的な原因だろう、と


完全に折れてしまってる両足は

あまりにも重症で

もしも手術するとなっても、大学病院レベルで

大学病院でもこのケースは、やらない可能性の方が
高いだろう、と


とにかく酷い感染も起こしていて

足の指までパンパンで

化膿していて、穴も空いていて、、、、


手術のリスクも高い



先生が


「これは、すごい痛みがあると思います


よく、これで歩けてる、、、、、


激痛とかのレベルではないくらい痛みが酷いはず」


と、、、、、



痛いとか



辛いとか



苦しいとか


この子達は、話せないから




ただ、じっと耐えるしかなくて





こんなになっても


激しい痛みに耐えながらも






甘えてくれるこの子が





今  生きててくれる この子が





愛しくてたまらない



グチャグチャになった両足は


治すことが出来ないなら


せめて、痛みだけでもとってあげたい



痛み止めと、感染症に対しての抗生剤を投与しながら
感染状況を検査していき

感染が落ち着いたら

両足をサポートする装具を作成する様に
先生が装具屋さんに問い合わせてくれてる



アスファルトはダイレクトに足に激痛が走るようで

すぐに座り込んでしまうから

抱っこで移動


うちに帰りつき

ひとまず、隔離



胃袋はどうなってるのか?!ってくらい

フードをやってもやっても止まらないくらい食べ続け


3回おかわりして、やっと横になった


その夜はおとなしく朝まで寝ていた 野の花




翌朝

薬もガツガツと食べてくれて



ご飯をおかわりして

またベッドでおとなしく横になってた






とにかく


感染症が広がらずに治まるように薬を続けるしかない





私が仕事から帰ると


サークルの扉を開け


室内フリーにしているが


野の花は、いつも私について周り


じっと私をみあげていた




少しでも足の固定ができれば、、、と

病院で先生が包帯でぐるぐる巻きにして

簡易的にサポーターを作ってくれた










甘えたくて


甘えたくて

たまらない野の花


私が座るとすぐに膝に手をかけて

くっついてくる



他の犬と喧嘩にもならない






無駄に吠えることもない





人を愛することを知っていて


人に愛されることを知っている子



野の花




はぴねすに仲間入り


再検査で感染症がおちついていたら

免疫抑制剤を使ったリウマチの治療を開始

5/20に、装具屋さんが来てくれて野の花の足を採寸し

野の花に合う装具を作製してくれる
 



野の花は


生きている





野の花のこと


どうか
よろしくお願いしますおねがい