地元の保健所より

協力要請の電話が入った





の多頭飼育崩壊現場チーンチーンチーン



 
保健所もまだ現場を見てなくて

はっきりした頭数もつかめてなくて

これから現場確認にいってみる、との事



その前に、はぴねすへの相談。。。



住民は、少し心身に障がいを持っている親子

二人暮し



その親子の生活も酷いそうで、、、


猫の多頭飼育現場は、とにかく臭いのキツイ現場が多い



また喘息が出たらどうしよう、、と怖かったが

猫の繁殖能力は凄まじい

あっという間に3桁になってしまう


躊躇している時間は無い、、、、


一先ず、行ってみなきゃなんも始まらない




予定を調整し時間を作り
娘に同行してもらい現場へと高速を飛ばした


その親子の知り合いで、保健所に相談したという女性も来てくれた




家の前は空き地で、猫たちが遊んでいた


母猫と子猫がいて、ガリガリに痩せていて


チュールを取り出すと一目散にやってきて

ガツガツと食べた





みんな人懐こい




2ヶ月くらいの子猫たちと

お乳の大きな猫が3匹。。。


どの子がどの子の母猫なのか、、、、



母猫たちはみんな、子煩悩だが


痩せてるからお乳が充分に出ていないのかもしれない







他にも子猫が生まれてるのか?と聞くと


家の中にいる、と、、、、、




上がってみた



玄関上がってすぐの部屋に

生後間もない子猫が2匹




物だらけの部屋に


『子猫が落ちている』という表現がピッタリな感じで


そこに居た


風邪と脱水気味の子猫たち



口は開けるが声が出ない





この子達の兄弟が

「今朝、その辺に落ちていて見たら死んでたから
庭に埋めたの」


と、家主は言った


奥の部屋を覗くと




とても人が住める状態とは言い難い有様





親子は、決してお金に余裕がある訳では無いが


猫たちにはエサを買ってきて

あちこちに置いてやってた

しかしながら


田舎の藪の中の戸建て

あちこちの窓は開けたままで猫が自由に出入りするが


野生の動物や虫もどんどん入ってくる


ゴミやガラクタ(使えない家具)が散乱し



ゴキブリの死骸があちこちに落ちている


そのガラクタの中に見えた子猫



鳴く力もないのか、、、、

声を出さない
酷い風邪で


目がつぶれている







身体は丸々していて痩せてはないようだったが

なんだか、不自然にお腹だけがポッコリ出ていた




全身丸ハゲの子猫も。。。






テーブルの上には、腐った飲み物

鍋にも腐った食べ物





幸いなのは


猫たちが外でトイレをするため

家の中に眼をつくアンモニア臭がなかったこと




ただ、ノミはすごかった


生後4ヶ月くらいのキジ猫たち

私と娘が近づくと猫たちは一斉に逃げていく



包丁とまな板が、台所に出しっぱなしで

その上を猫たちが走る



開けたままの窓から外に逃げるから


一体何匹いるのか、分からない


家主に聞いても

「もう、全然わからーーーん」と言う



とにかく急いで避妊手術をしないと、、、、


その前に、、、、、


ノミだらけの身体をなんとかしたいえーん


頭数が分からないが捕まえれる子には片っ端から

持参したフロントラインをつけていった


「ベッドの下にもネコが逃げたよ」と家主が言い


娘が探していたら




「ママ!」と呼ぶので見ると






弱々しくグッタリとしている生後間もない子猫が!!!

慌てて抱き上げる





ガリガリ

風邪が酷く目が潰れている


毛布やゴミを退けると、次々と子猫を発見ガーン

同じ腹と思われる乳飲み子が4匹




その中の1匹は


前足の肉球と口元がエグれていた



この現場を相談された時


私は保健所にも、相談者にも

「うちは、猫を連れて帰れません

頭数をこれ以上増やさないように
早急に避妊手術には連れていきますが

術後はまたその家に返します

餌やりなどの管理を継続してもらえますか?

それが、今の私に出来ることです」と伝えていた



そして、保健所も相談者も

「それだけでいいのでお願いします。

これ以上増えないように、、、、」と言っていた




が、、、、、、


酷い脱水


怪我の部分が感染症を起こしたら死んでしまうだろう




悩んだ



どうしようと


悩んだ



でも





置いて帰れるわけが無いえーんえーんえーん


しかし、このサイズ、、、、、


置きエサ食べれないからうちには置けない


現場から、木原さんとKさんに連絡した

Kさんは電話繋がらず

木原さんは預かりOKしてくれたキラキラヨカッタ!


しかし、現時点で預りは木原さん1人。。

子猫全員は連れて帰れず、、、、

ひとまず怪我をしている4匹兄弟のみ

連れて帰ることにした





家に上がって1番最初に見つけた黒2匹は

母猫がお乳をあげていたから

なんとか頑張って、、、と祈りながら置いてきた


預け先が確保できない子を、むやみに連れて帰ることは



出来ない、、、、、、





連れて帰った乳飲み子4匹にも

ノミがウヨウヨいてえーん

触ってる手からノミが這い上がってくる滝汗滝汗滝汗


小さくて
フロントラインがつれられなかったから


そのまま帰りに
フロントラインスプレーを買いに行き



夜中に木原さん宅へと運んだ





翌日から、連日病院通い












怪我の子は、口元と足裏のカサブタを剥いで消毒



この子は、先々で

足を切断しなきゃならないかも、、、と


まだ、今は小さすぎて何も出来ないから

感染が広がらないように消毒と化膿止めの薬を塗り
様子を見てるしかない


脱水があるから

皮下点滴






初日はミルクの飲みが悪くて心配したが

翌日からクピクピ飲み始めたと木原さんから

報告あった


よかったえーん


そして、、、頭の中は


置いてきた子猫たちのことでいっぱいだった、、、、




しかし、むやみに連れて帰っても

預かり場所がなく、、、、、


外にいた2ヶ月くらいの子猫たちも行き先を探さなきゃならず、、、、あちこちに声をかけてた


しかし、どこのボランティアもキャパいっぱいで

引受先も里親も決まらず、、、、ショボーン



そうしてたら、5月にボンネットに入ってた子猫を2匹迎えてくれた里親の武田さんが

また、ミケの子猫を1匹迎えてくれる、と笑い泣きキラキラキラキラ



その後、やっとKさんと連絡がとれて

置いてきた子猫たちの写真を見て

とにかくすぐに病院に連れていかないと死んでしまうから、迎えにいって!と

電話くれたえーんありがたい


しかし、Kさんに預けるのも頭数に限度がある


兄弟が次々と亡くなっていき残った子猫2匹を
Kさんに預かってもらう事に


この2匹。。。


まだ、生きてくれてるだろうか、、、、と祈りながら

仕事を終えてから保護に走った








生きてたえーん


よかった、、、、


お腹の辺りの皮膚が破れていて膿が出てる



何かの虫にやられたのか、、、、

とにかく、間に合ってよかった


そして、行先の決まった三毛猫も


持参したバリケンに入れた



そして


この子達も



バリケンに入れた




この3匹と


黒2匹と


三毛の子猫1匹で


合計  6匹をバリケン2つに入れて帰る準備を始めていた



。。。。その時


ショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

長くなったので

一旦ここで切ります


②に続きます