1か月前

はぴねすの問い合わせフォームに届いた

メールの内容に

ただ事ならぬ事情を感じて


すぐに電話してみた


メールの内容の一部⬇⬇⬇⬇


「このままでは、この子達を殺してしまいそうです


       助けてください、、、」  




電話をして話をして気づいた!!!


この人は、8年前に山に捨てられていたダックスを

2匹1緒に保護してくれた女性だった!!!


一体、どうしたのか?!


何があったのか?!


事情を聞くと。。。


1年前に絶縁していた身内から酷い暴行を受け

脳に障害を負って入院することになった


彼女の娘さんはその時、家を出ていたので

一人暮らしとなった彼女は、自分に何かあった時のために
後見人となる方を見つけていたらしい


入院と同時にその方に
犬2匹を譲渡していたそうだ


退院後も脳障害のせいで仕事もダメになり

生活していくために
福祉へ相談しいろんな手続きをしていた最中



男性が
譲渡していた2匹のダックスを連れて訪ねてきた


「母親(後見人となってくれていた方)が急逝し

2匹の犬を自分は飼うことが出来ないから

戻しに来た」、と



譲渡して1年ほど経っていた


2匹を見ると


譲渡した時とは全く違う  変わり果てた姿になっていたそうだ、、、



メールと一緒に送られてきた写真では
問題なさそうに見えるオス

歯石が酷く 足も弱くなっているそうだ



メスは全身禿げていて

2匹ともにノミダニがすごく
駆除した、と


そしてお腹には


譲渡した時にはなかったデカイ腫瘍が
できている、と


2匹の姿に
彼女はショックのあまり、どうしたらいいか分からなかったが


戻ってきた2匹を育てようと必死で頑張ってきた



しかし、脳障害からの発作で倒れることも多く

2匹を守っていけるか日々不安が募り


はぴねすへ連絡



彼女は記憶障害から私のことは忘れていたが

私は彼女が2匹を保護してくれた時に会っていたのを
覚えていた





彼女は2匹のために何とか頑張ろうと

病院で薬を変えてもらったりと

できる限りのことをやっていた


が。。。。最近は

体調が悪い日が続いたり

発作で倒れることも多くなっていて

「もう、、、、限界です、、、

助けてください」と彼女は言った


しかし、、、、、本心は

「本当は最後までこの子達のそばに居たい

自分が責任を持つと迎え入れた子達

この子達を見送るまで何とか頑張りたい、、、


手離したくない、、、」と  泣いていた



2匹を病院にも連れて行ってやれない


万が一

また自分が倒れたらこの子達は、また行き場を失う

明日の自分の体調も不安なのに犬たちを守れるのか


彼女は何度も何度も自問自答し

犬たちのために、と 自分でも 次の里親を探していたそうだが、、、、

2匹ともにハイシニアであり(推定16歳)


状態がボロボロであるため

貰い手も決まらなかった、と


これ以上どうにもならないと

最後の砦として

私に連絡してきたものの

やはり手放さずになんとか自分で最後までみたい、という思いが強く、、、、、

何度も、「もう少し頑張ってみたい」と
引渡しを延期してきた


が、、、、、もう限界だろうと判断し


先週、夜、迎えに走った





男の子   アッくん


咳をしている


結構体格がよくて、太っている





数日前に突然立てなくなった!と
彼女はパニックになり私に電話してきていたが

迎えに行った日

突然  立ち上がって一生懸命歩いてきてくれた




優しい目の男の子




そして、女の子    ライちゃん



でっかいアッくんに比べて

めちゃくちゃ小さく

ガリガリに痩せている


そして、お腹に大きな腫瘍が、、、、、



2匹をクレートに入れ車に乗せた


彼女はずっと泣いていて


2匹に申し訳ない、ごめんね、、、と

深々と頭を下げていた



彼女の家には

せめてこの子達にお腹いっぱい食べさせてやりたいと

ドッグフードがたくさん買い置きされていた



「この子達を幸せにしたいと保護しました

でも、この子達が居てくれたから

色んなことを乗り越えて頑張れた

それなのに、私は、この子達に可哀想なことをしている

情けない、、、、ごめんなさい、、、」と彼女は言っていた


彼女は、決して無責任にこの子達を棄てる訳では無い





よく、頑張ってきたね、安心してね、と伝え

とにかくこれからは、

自身の治療をしっかりするように、と話して
帰宅した


うちに到着したのが、夜の11時ごろ


2匹とも  毛玉だらけで

あちこちうんちの塊がくっついてたので

シャンプーし、ドライヤーで乾かしながら


毛玉をあちこちバリカンで削ぎ落としていき

ブラッシング



アッくん、気持ちがいいのか

ウトウトしていた



メスのライちゃんもシャンプー



とにかく痩せている

お腹の腫瘍に栄養分を取られているのか、、、、








あちこち禿げているが

痒みなどはなさそう


きっと、この子も歯肉炎が酷かったんだろう


下顎は溶けて無くなっていて




何故か鼻の辺りも骨折したのか

曲がっている





なので、水を飲む時に鼻が浸かってしまい

溺れるような感じになる


ご飯は

元の飼い主さんは、この子に1粒ずつお箸で食べさせてたと言ってた

そうかぁ。。。

下顎がないから、自分で上手く食べれないんだろうねぇ。。。と、思いながら




缶詰をやってみたら


豆ちゃんの横で


ガツガツ食べた爆笑




カリカリフードのみだと


ポロポロこぼれて

上手く口に入らないけど


缶詰を山盛りに皿に入れてやると

ガツガツと上手に食べれるニコニコ


スプーンでもパクパク食べてくれる😃👏✨




ライちゃん

お利口だねぇ〜ニコニコ

ガリガリだから、たくさん食べようねラブラブ


お腹いっぱいになったら

テクテク歩いて

トイレして




夜は私のベッドにステップを使って上がってきて

くっついて寝るニコ




オスのアッくんも

酷い歯肉炎でカリカリだけでは食べれなかったから



缶詰混ぜてやったら食べてくれたおねがい

あっくん

後ろ足が弱いみたいで

歩き方がおかしい、、、、


前足も以前骨折でもしたかのような、、、、変な感じ

しっかり病院で診てもらおうね

初日はぐっすり眠ってた アッくん


しかし、2日目の夜中、1時頃から

クンクンと切ない声で鳴き始め



ハアハアと呼吸が荒く

大きな咳も出て、辛そうで、、、、、



前の飼い主からは
今までほとんど、吠えることも鳴くこともなかった
と聞いていたが

朝まで一晩中 鳴き続けた

私は

朝までずっと膝に抱いて

撫で続けた


朝方、5時近くなって

やっと眠ってくれた


私はそのまま起床して娘の弁当を作って送り出し


犬たちの世話を始めようとしたが、、、


クーラー効かせた部屋で一晩中抱いてたから
お腹が冷えたのか、、、、

激しい腹痛と下痢に襲われて

何度もトイレに駆け込み仕事に行けずえーん

止まらない、、、刺すような腹痛と下痢に

運転ができない


午前中、遅刻させてもらった。。。。ショボーン


午後から仕事に行き

終わってから、2匹を検査入院させるために

動物病院へ走った




あっくんは、歯肉炎が酷く

口周りを触ると痛いのか顔を背けて逃げようとするから

歯科処置が必要だった


昨日、アッくんの歯科処置が無事に終わったと

病院から連絡をもらった




歯石だらけだった歯、全部抜歯したみたい


これで、歯肉炎の痛みは取れるねニコニコ



下顎が骨折していた為、ワイヤーで固定



現在   ICU入院管理

食欲が復活してから退院予定


問題は、メスのらいちゃん

デカイ乳腺腫瘍。。。


未避妊だったようで、両側の卵巣が腫れていて


血液検査にも多々問題あり、、、、、



明日、15(日)にひとまず、子宮と卵巣摘出して

どこまで乳腺腫瘍を取り切れるかを決定する、と



なので、手術は2回に分けてするそうで

入院は3週間ほど。。。。


全身麻酔に耐えられる状態ならいいけど。。。。


甘えん坊な


小さな小さな ライちゃん






抱っこしてください、と

テクテク寄ってくるのが

 可愛くて健気で、、、、、



ライちゃんも無事に手術が終わりますよう。。。





推定16歳 ダックス     ♂  、︎︎ ♀      2匹


飼い主飼育困難な状況となり

はぴねすで引き取りを決めた


私たちのキャパに

決して余裕がある訳では無い

なので、全ての飼育困難な子を
引き取ることは出来ない


しかし、今回

飼い主自身も必死で頑張って
やれることをやっていた事


犬の体格が小型である事(大きい犬だっら置き場所が確保出来ず、保護できなかった)


犬たちを早く病院へ連れていく必要があった事


などの事情から  時期を見ながら

受け入れを進めていった



2匹はこの先
 看取り保護となるだろう



全ての治療が無事に済んだら

2匹がゆっくりと過ごせる環境を考えようと思う




いろんなことで頭がいっぱいで

体調も追いつかず。。。ショボーン



メールや、LINEの返信が遅れたり

いろんな報告もできてなかったり、、、


なんか、いろいろと迷惑をかけてしまってて

ごめんなさいm(._.)m


頑張って追いつかなきゃアセアセ



2匹の状況はまた、お知らせします