保護しても
保護しても
捨てないでと訴えても
無責任に飼うな！と叫んでも
行き場のない命が
毎日毎日溢れて
止まらない
福岡県動物愛護センターHP
先月
飼い主に持ち込まれた15歳の老犬を保護するつもりで
保健所へ接見にいった
その子は、他のボランティアが手を挙げてくれたと聞いたから
私は辞退したが。。。。。
その時に他の犬舎に収容されていた犬が2匹
1匹は、人懐こくヒャンヒャン鳴いて
檻の隙間から手を伸ばしてくる小型犬
そして、その隣りに
静かに座ったまま
こちらを見ている子が。。。
中型雑種犬、、、、、
今の私には 連れて帰ることができないサイズ
すごく切なくて
犬舎に近づいてみた
この子は、、ゆっくり立ち上がって
私の方に寄ってきて
しっぽを振りながら、檻の隙間に頭を寄せてきた
檻の前には収容されてきた猫のケージがあったが
鳴き続ける猫を全く気にしている様子もなく
ただ、静かに甘えてきた
私は
檻の隙間から、その子に触れた
こんないい子
どうして、、、
情報によると、この子はかなり前に捨てられたのか
野良猫のように餌やりさんから
ご飯を貰いながら生きていたそうで
度々 捕獲しに来る保健所の職員の姿を見つけると
大急ぎて逃げていた、賢い子なんですよ〜、と
保健所のスタッフは言った
しかし
最終的には捕まってしまったんだ
飼い主が この子を迎えにくることはなく
時間が過ぎていった
保健所の職員も
移送先の愛護センターの職員も
甘えてくるこの子を処分機になんて入れたくは無い
なんとか出来ないかと
生かす方法を模索してくれているが
毎日毎日 収容されてくる犬たちに
犬舎は常に満員
愛護センターの譲渡犬も希望者がつかないのか
譲渡が進んでおらず、キャパが空かない
他県のように
長期収容できるスペースが
福岡県動物愛護センターには
無いのだ
だけど
だけど
実際に
この目で見て
この手で触れて
小さく鳴く声も聞き
パタパタと尻尾を振り私を見あげたその目を
見つめ返した子を
どうしても出来ない！！！！
この子が
処分されてもいい理由は 一体何？！
助けたいのに
今の私には 大きな子を保護できる余力がない
はぴねすの中型預りメンバーは 2人いるが
1人は老犬の看取り介護中
もう1人は家族の介護中で
新たな預りが出来ない状況
今は出来るだけのキャパ内で保護していくしかなくて
小さいなら置ける！！！ と
シニアでも病気でも 引き受けてきた
今の日本の社会の中で
人間に切り離された犬猫全てを救えないのは
わかっている
だけど
なんとかそれを変えたくて。。。
邪魔だから、と 命を奪い続ける事の理不尽なシステムを
なんとか断ち切りたくて。。。
他の犬舎の子を引き出し
「僕モ ココカラ デタイ」
そう言っているように見える
生きてて欲しい
生きてて欲しい
生き続けて欲しい
中型雑種犬 ♂ 約15kg
検査などはしてないので
病歴など分かりません
誰かに捨てられ
誰かに餌をもらいながら
放浪して生きてきた子
人間が捨てたから
野良犬として生きるしかなかった
この子は ただ
そうやって
必死で生きてきただけなのに
誰からも守られずに
苦しめて殺されるなんて、、、、
そんな残酷な事
仕方ないなんて
どうしても
思えない！！！
自分が保護できないのに
こうして
呼びかけるのは無責任かもしれない
それでも
もしも、この呼びかけが
この子の生きるチャンスに繋がるなら
もしも
誰かの目に止まって
この子の命を 繋いでくれることが叶ったら
そう切に願いながら
この記事を書いています
どうか
どうか。。。。。
人に甘えるこの子を
パートナーとして迎えてくれる方と
出会えますよう。。。。。
※センターへの電話は絶対に辞めてください
犬を殺すな！などの苦情の電話が入ると
今後、ボランティアが介入できなくなります
なにかありましたら
はぴねすの連絡先へお願いします
はぴねすケータイ
080-5374-8606
はぴねすメアド
happiness_rescue@yahoo.co.jp