辞書より
【殺処分】…人間に危害を及ぼすおそれのある動物
または不要となった動物を殺すこと。
の蔓延 (まんえん) 防止や
の防除などのために行われるほか、
保健所に持ち込まれた犬・猫などのペットに対しても行われる。
いずれの場合も、あらかじめ規定された指針や法律などに基づいて実施される。
では
法で定められた殺処分の方法とは？
管理者及び殺処分実施者は，
動物を殺処分しなければならない場合にあっては，
殺処分動物の生理，生態，習性等を理解し，
生命の尊厳性を尊重することを理念として，
その動物に苦痛を与えない方法によるよう努めるとともに，
殺処分動物による人の生命，身体又は財産に対する侵害及び人の生活環境の汚損を防止するよう努めること．
生命の尊厳性？！
苦痛を与えない？！
人間の都合で殺すことを決め
ガス室に追いやり
恐怖心と絶望から逃れられない鉄の箱の中で
十数分間、もがき苦しみ
息絶えていく
それが、苦痛を与えない方法と言えるのか？！
殺されるだけの理由があるというのか？！
身勝手な人間が多い社会で
道楽の為に作られ売られる命
時には、簡単に捨てられて
簡単に消される命
すぐには 処分はゼロにはならない
ならば、せめて
その方法を見直すべきだ！！！！
ほとんどの県の処分方法は
ガスによる窒息死
息が出来なくなる苦しみを与える必要が
あるのか
生きたいという
何も罪のない動物たちの命を
人間だけの都合で奪うことを
その命の重さを
本当に分かっているならば
こんな残酷なやり方を何十年も続けていられるわけがない
人間は
思いやりの心を持てる生き物
それは人間だけに向けられるものではなく
命あるもの全てが
その対象になるべきなのではないのか
変わるべきだと思う
変えるべきだと思う
彼らにも心があるんだ
飼っている犬猫が脱走したなら
諦めないで探してください！
そのうち帰ってくるさ、なんて
思わないで！
自分で家には帰れない
各保健所に捕獲された犬が 溢れてます！！！
飼い主さん！！！
早く迎えに行って！！！！
近所の犬ではないですか？
見覚えある子はいませんか？
捕獲され
わけも分からないままで
怯えて震えています
保健所では
飼い主が迎えに来ない犬たちを
新たな行き先を見つけるために
おいておくスペースがない
掲載期限である５日間を過ぎても
飼い主の迎えのない犬たちは、行き場を失い
彼らの道は３つに分けられる
・愛護センターの譲渡犬として残り、新たな飼い主を募集
・ボランティアにより引き出され、里親を募集
・殺処分
『飼育し続ける事が困難になった』などという
想定外の事が起こる可能性は 誰にでもある
ならば
そんなときは どうするのか？
飼い主が自ら責任を持って
命を託せる家族を探すべき
その為に、
自分の時間と労力とお金を使うの当たり前のことだ
安易に捨てたり
誰かに自分の責任を押し付けるな！
明らかに【飼い犬】ではない
(動物愛護センター 収容犬写真より)
怯えて震え
逃げ回る子
まだ、生後４〜5ヶ月とみられる子犬
人に慣れてないから
センターの譲渡犬候補には残れない
飼い主のお迎えが来ることもない
誰かが捨てた犬が出産し、増えていき
近隣から苦情が出て
保健所が捕獲し
収容される
野良猫にエサをやってる人がいて
どうやら
そのエサを食べながら生きていたようだ、と
収容されてるのは この子だけではなく
隣の犬舎にも必死で逃げようとする野犬の子がいた
排水溝に身を隠そうと
身体を縮こませてた
私達には
決してキャパに余裕があるわけではないから
全てを保護できなくとも
せめて一匹だけでも、と
処分が決まった犬たちの中から
選ばなければならない現状
助けたいのに
助けてあげられない
生きられる命なのに…
仕事を早退して
野犬の子が収容されてる 保健所へ向かった
まだ、ほんの子犬なのに
必死に気配を消そうとしてる
隅っこに固まり、顔を隠し
ガタガタ震えるこの子に そっと触れてみた
ビクッとしながらもじっとしている
ブランケットで包み込んでそっと持ち上げ
ケージに入れようとすると
ビビりおしっこを 漏らしながら
抵抗し
パニックになり私の腕や肩に歯を当てた
それも想定内
歯が当たっても良いように分厚いジャンパーを着用していたので
怪我することはなかった
怖くてたまらないよね
ごめんね
一緒に
ここから出ようね
今度は逃げないようにリードを首に巻き
しっかりと抱きかかえて
素早くクレートに入れた
うちに保護している白くま子犬２匹（ルミ・エール）が出る予定だったから
うちに連れて帰るつもりだったが
ルミちゃんの希望者が辞退されて、この子を
うちに置くのが難しい状況に
どうしようー！！！！と 悩んでたところに
木原さんが
「うちのでっかいケージに置けますよ〜😊」と
迎えに来てくれた
ｱﾘｶﾞﾀｲ
ｱﾘｶﾞﾀｲシャンプーしてからバトンタッチするつもりだったが
その時間も無く
木原さんが連れて帰ってお風呂に入れてくれた
今まで、木原さんは
野犬でも小さな子犬しか預かったことがないから
暴れるかな、、、と心配だったみたいだけど
シャンプーもおとなしくさせてくれて
ドライヤーもじっとしてて
キレイすっきり
きっと生まれて初めての お風呂だね
その後は、でーーーっかいケージの隅っこで固まってたので
隠れる場所を作ってやろうとバリケン入れると
その中で固まる
でも、しばらくすると
手足を伸ばして寝てる
翌日、ケージから自ら出てきてウロウロと部屋を探索
興味津々に見つめる 木原家のチャチャ
その後 キャットタワーの下に入り込み
固まって動けなくなる
そこにやってきたのが
ありぃ家から預かり移動をした
カリン子犬のコリンちゃん♀
おもちゃで遊んでたけど
誰？誰？遊ぶ？？？って
びびりっ子の心を開くのに 一番効果あるのが
懐っこい天真爛漫を投入すること😁
ほ〜ら
無邪気さが出てきて
表情も子犬らしさが出てきたよ
名前は ウメちゃん
推定５ヶ月の女のコ
この子を引き出す時に収容されてた他の犬たちは
引き出せずにいる
今の私には
新たな中型保護は一匹
この子を引き出せて
よかった、よかった、と手放しで喜べない
福岡県も
行政と市民とボランティアとみんなで
命を守れる、命を生かすための仕組みを作り出していくために
諦めずに考えないといけない
救えた１つの命
ウメちゃん
この子は これからどんどん変わっていける
ウメちゃんの成長に 寄り添い
共に歩んでくれる家族を募集します
