たくさんの収容犬


飼育困難の相談


虐待の通報


野良猫、野良犬の保護依頼


繁殖屋からの 引取り依頼






個人ボラの集まりである私たち


普通に仕事を持ち、家事も育児も

町内会の仕事も

自分家の犬猫の世話も

保護犬、猫の世話も

TNR後の猫の管理も



全部やってて


もう、みんな キャパいっぱいで


一匹幸せを掴んだら

すぐに そのキャパに 新たに保護っ子を

迎えてる



でも 全部は救えなくて


【選ぶ】しかなくて




たまに、若くて可愛い子を保護すると

回りは必ずといっていいほど言うのが


「こんな可愛い子が捨てられてたの?!」

「すぐに 貰い手がつくやろう~(^.^)」





そして、、、シニアだったり


怪我だったり、病気だったり


とにかくボロボロの子を保護したら。。。


「なんで、こんな子を保護したの?!」

「大変やろうに。。あんたも 物好きやねぇ」

と。。。




そして、今回も





収容された時に


飲めない、食べれない、立てない



こんな状態で リードをちぎり 迷子になるのは

考えにくい



一番想像できるのは


【捨てられた】


それでも、もしかしたら飼い主が迎えにくるかも


ボロボロでも生きてるんだから



ここ(保健所)にいる間は


モノではなく命として精一杯向き合おうと


宗像保健所の職員のおかげで


この子は 少しずつ水分を取り

柔らかいフードを食べ


何とか立てる様になった




こうして必死にケアしても


数日後には処分されていくことになるかもしれない、、、



それは、悔しいとか

悲しいとかだけでは 言い表せない苦悩だと 


痛いほど分かる……





この収容写真を見たとき



ここまでシニアになるまで飼っていて


なんで、わざわざ捨てたのか


もう、そんなに 長く生きないだろう命に


どうして、最後まで寄り添えないのか…


怒りと言うより


悲しみが溢れた



シニアまで生きられることの幸せを


エルビスの余命宣告を受けた今


私は ヒシヒシと感じている



生きていることは 当たり前ではなく


幸せなことなんだ。。。




でも、、、


今の私には この子を保護してケアできる余裕はない



それでも 諦められず 悩んでたところに


「この子、預かれるよ!

看取りでもいいよ!

例え、あと数ヶ月とかの寿命だとしても

しっかり栄養つけて、穏やかに見送ってやろう!」



そう、声をかけてくれたのは



猫保護においても

 状態の悪い子でも諦めずに引き出しケアしている


猫糸舎メンバーの TAMAさん


最近は、はぴねすの 犬猫の
一時預かりを協力してくれてる



彼女自身、個人での犬の看取り保護を

何頭もしてきたことを私は知っているから



この申し出は 本当に有り難くて………えーん



すぐに センターに連絡を入れた



保健所の職員は この子の命が繋がると知り


心から喜んだそうで


それを聞いて私たちも 


たった数日間収容されている日々も

しっかりと ケアしてくれてる宗像保健所の職員に


有難い気持ちだった


【生かせる命を  見捨てたくない】


その思いは


同じ。。。



そして  4/5(木)


TAMAさんが、迎えに走ってくれて


勾留期間を 頑張って生き延びた この子は





自分の足で


無事に


センターの収容棟から



歩いて 出てこれた












こんなにも ガリガリに痩せ細り


弱っていて


それでも しっかりと 立ち上がるこの子の姿に


命の逞しさを感じた





満開の桜の花の下



フィラリア(ー)キラキラ


「しっかりケアして  

この子も、もう一花咲かせるよおねがい


名前は  イチカ(一花)ラブラブ」と、TAMAさん


ありがとうえーん


TAMAさん宅に着いてから



さっそくa/d缶をガツガツと
たいらげた イチカキラキラ





お腹が満たされると


コンコンと眠り続けた



そして、また、起きて





立派なうんちをして


水を飲みに行き


数回に分けて与えてるフードをまた食べた



皿に顔を突っ込んで食べるから







こんなん なっちゃって爆笑


TAMAさんにキレイに拭いてもらったら


満足して眠る



その繰り返し


それでも


こうして生きてくれてて


食べることができ




水を飲むことができ


トイレも自分で出せてる



それだけでも 見てて泣けるほど



愛しくて有難い





感情を失った表情



触ると ビクッとして怖がる


でも


目はうっすらと 影は見えてるのか



TAMAさんの側にゆっくりと 歩いていき




撫でてくださいって 言ってるように


くっつく




イチカ


この子に望むことは ただひとつ


その天寿を全うするまで

穏やかな日々を過ごしてほしい





イチカ


たくさん食べて


ピカピカの女の子になろうねキラキラ


中型ミックス犬  女の子


15歳くらいかな


TAMAさん預かり協力を得て


はぴねすに 仲間入りおねがい



「どうしてこの子を?」


と聞かれた



もちろん、収容されていたのは

この子だけではなく


他にもたくさんいて、、、




どの子も諦めたくない命


キャパの無い中、どの子か救える命があるのなら、、、と


命に期限の付けられた収容犬たちを



毎日


毎日


見てて。。。




私たちが保護する犬を選ぶ基準は1つ


手に負えるかどうか



どんなに 若くて可愛い子でも


毎日 一時間ほどの散歩をしないといけないとか


他の保護犬と 喧嘩になるとか


しっかり時間をかけて躾をいれないとか



その子だけに かけられる時間の余裕は

今の私たちにはないから



穏やかなシニアのお世話なら


なんとか場所をあけて


そごで、ご飯を食べさせて

日光浴させて


清潔にしてあげて


毎日 スキンシップ



それなら 出来る


1つ救えるならば

迷わずに 出来ることをやる



里子に出るか出ないかなんて

それは ご縁だから


保護する基準ではない




そして。。。



マイクロチップが入っていながらも

「自分の犬ではない」と拒否された


チワワ  11歳   雄


実際はオスとメスといたが


メスは、他の団体が引き出すそうで


それなら、残った子を引き受けよう、と

センターに連絡した



TAMAさんが この子も迎えに走ってくれて



弥生さん宅でショートステイして


本日 すべての検査して 問題なかったので

去勢手術を完了





小さくて、とってもフレンドリーな男の子



術後の預かりは 門司港ボラの吉田さんおねがい


さっそく 募集かけていきますよ~(^.^)




他の団体とも協力して 


繋げてる命


応援してくださる皆さんに 支えてもらってる命



やっと保護できた



小さな命



全力で守り



幸せに繋ぎます!!!!





そして。。。



もう1つの消えかけてた小さな命が。。。


それは


次の記事で。。。