報告がなかなか追い付かず。。。


書かなきゃならないことが

山ほど。。。ガーン


卒業っこの幸せ便りも、まだまだ たくさん紹介したいし

新入りさんも 紹介したい、、、


幸せをつかんで卒業した子の報告も、、



溜まりに 溜まってますが。。。



最近の どーしても許せないこととか

お願いしたいことなど


書いておきたいことがあり


まぁ、クリの愚痴だと思って流してもらってもいいけど


日々、命に関わってる
私たちボランティアにとっては


とっっっても 重要なことなので


今日はそれについて 少し書かせてもらいますね



まずは。。。


私のブログを見て

「この子を幸せにしたい!」と

問い合わせをくださる方は


県外からもたくさんあって。。。


それは、すごくありがたいことなんですが



問い合わせをいただくと

その子について問題であると思うことを

たくさん挙げて


この子を本当に迎えたいのか

もう一度ご家族で話し合ってくださいね、と

返事をしている


それでも、なお、この子を迎えたい、と

言ってくださり


ここなら 大丈夫だ!任せてみよう!と

思えるご家族の元へ

引き取りや、犬だけ輸送とかではなく

必ず同行し、自宅へ連れて行ってます。



なので、双方の都合があう日にちまで

お待ちいただくことになるんですが


それまでの間に、その子のケアや

トライアルの準備などを 進めながら

この子が出たら、今処分が決まってる収容犬を

受け入れられる!等の調整も 

他のボランティアと話し合いながら

進めています



お電話や、メール等でのやり取りだけで


お会いしたこともない 希望者さまだけど


私たちが保護して みなさんに支えてもらいながら

命を繋いできた 子達の幸せを願い


希望者さまを信じて

面会の日を 楽しみに待っているのです



それなのに 


面会の日にちが迫ってきた途端に

消える


音信不通となる


私たちは、どう対処していいか分からず

面会の決まっていた子も宙ぶらりん


もちろん、面会が決まった時点で


他の希望者さまも断ってました


例えば

気が変わったのなら、その旨

連絡すべきではないですか?!


可哀想だから 迎えたいと気持ちが盛り上がったけど

日にちが経てば 気持ちも冷めたなど

よくある話です



それなら それで、いいんです。


迎える前なのだから、断ってもらって

いいんです。


むしろ、譲渡したあとに やはり要らない

迎えなければよかったと 後悔されるより

よっぽどマシ。


だけど、連絡もせず、そのまま 逃げるって

人としてどうなの?!と 思います




四肢麻痺のダックス   


チャッピーは、 飼い主が放棄し

年配の両親が貧しいながらも

お世話をしてきた子でした


病院に連れていく金銭的余裕も無かったのでしょう


歯もボロボロ

四肢の関節の骨は溶け

背骨も頸椎も 歪み

体中に痛みを感じて それでも食べることは

出来ていたので生きてきました


爪は食い込むほど伸びていて

去勢してないままの 睾丸はお腹の中で

大きな腫瘍となっていました


それでも この子を 老夫婦は 手放さず

ご飯だけは、やっていたようだ

量は足りてなかったのかガリガリだったが、、



しかし、住んでいた団地の建て替え工事が始まり

新たな団地への引っ越しが決まった


もちろん 犬は連れていけない


役所からは 犬をどうにかしろと言われ


自分たちでも 飼ってくれる人を探したが


13歳のシニアで しかも、四肢麻痺、、


もらってくれるところはなかった


そして 2年が過ぎ


家の取り壊しが決まり


とうとう 保健所へ持ち込まれた




保護すれば

看取りになるだろう、、、


しかし、10年間も リウマチちの痛みに耐えながら生きてきたこの子


13歳という年齢で捨てられ


ガス室で更に苦しめて殺される、、



小型犬なら、、



何とかできる


何とかしたい

そう思い  迎えに走った



この子は

動かない体を必死で引摺り


寝ている場所から


トイレをしに這っていった




病院であらゆる検査をして


出来る限りの治療と手術をした


下半身麻痺で、自力排泄の出来ないダックスを

飼育している オーナーが

この子のお世話をしてくれて

この子は 太っていき、毛づやも良くなった


オーナーが 毎日 四肢のリハビリで

マッサージをしてくれた

この子を迎えたいと言ってくれたご家族の元で

この子が可愛がられるように

少しでもキレイな状態で希望者さんに 

バトンタッチ出来るように


一生懸命ケアしてきた


。。。が  お届けの日にちを決めようと

連絡した途端に 音信不通になり



1ヶ月待ったが

ご両親からも 娘さんからも

返事はなかった





「ご縁は繋がってなかったんだね

そんなとこに、行かなくて良かったよ」

と、ボランティア仲間は言った


そうだけど。。。


この子を是非迎えたいと言ってくれて


一緒に、ダックスのシーちゃんも迎えたいと

言ってくれてた




肝機能の数値が高いまま

薬や注射でも改善せず

時には腎臓の数値まで上がることもある


日々の生活に今のとこは支障はないが

病気を持ってる子は敬遠されがちなのに

わざわざ、この二匹を?!と


有難い気持ちでいっぱいだった


新幹線で連れていかないといけなかったが

オーナーも

「普通は 誰も欲しがらない この子達を

幸せにしたいって言ってくれてるんやから

有難いことよ!

頑張って連れて行っておいで~」って


喜んでくれてた



希望者さんと 連絡が取れなくなったから

また、一から 募集を開始したい、と

私が言うと


オーナーは


そうか、そうか

って、笑ってた



私の中では 裏切られた気持ちでいっぱいだった




トリミング後に捨てられた しーちゃんも 

弥生さんが 一生懸命ケアしてくれてる



二匹とも、絶対に幸せにしたい


新たに募集を開始します!!!!



問い合わせに関して

お願いがあります


私たちは、保護っこたちの性格や健康状態を

把握しながら

どんなお家が この子に合うのか、、考えて


里親さまに繋いでいます



例えば、留守番時間にずーーーっとギャン吠え

するような 分離不安気味の犬は


朝から晩まで留守番のある 集合住宅に出すと


近所から苦情の嵐になることは 目に見えている



なので、そういう場合は他の子を勧めたりしている



先住犬の 遊び相手を探しているお宅に

シニアで寝てばかりの子は向かない


希望者さんの ライフスタイル

犬を迎える理由

飼育環境など、、犬を飼育していくための

状況を聞いて


希望されてる保護犬と あうか、を検討しています


そして、大丈夫だろう!と思えたら

面会してトライアル期間に入るのです。


トライアル期間だから、無理だと断念することもあるし

それは、仕方のないこと。。。

次に自分達のライフスタイルに合う子を探すためのポイントにもなる

また
期間を延長して 対策してくれる場合もある



晴れて、「この子を是非迎えたいです!」と

お返事をいただけたら、幸せに繋げた事を

ボランティア全員で喜び


空いたキャパに、処分が決まった子を引き受けるために


収容されてる子の処分をストップかけます



。。。が、まれに



「正式にうちの子にします」と返事をもらっていながらも



「やはり、うちの子とケンカするようになって、、、」などと いう理由から


返したい、と言ってくるケースもある


「うちの子?!」


どちらも、うちの子ではないのですか?!


やはり、後から来た子は、保護犬で

うちの子ではないの?!


悲しくなります



正式に迎えます!と 返事をする時は


何があろうと 責任を持つ覚悟を持ってください


返すところがある、なんて 思わないで下さい



そして、、、


問い合わせの際には


お住まいの地域

年齢や、家族構成など


最低限 教えて下さい


お名前すら書かれていない事も多いです



最近


「飼い主を審査するのは 間違ってる!

残念だ!  ショップに行って子犬を飼った」

と、メールが来ました



例えば 優良ブリーダーと呼ばれるところでも

誰にでも簡単には犬を譲らないと聞きます


海外での犬シェルターも

飼い主になれるかの 適正審査はあります。


私たちのような個人ボランティアも


保護してからケアして、大変なことも


消されかけた命を幸せにしたい一心で乗り越え


この子を迎えて良かった、と 里親さんにも感じてほしくて


だからこそ、誰にでも簡単に譲渡はしていません


欲しいという人に 誰にでも渡せば、その方が

回転率も高く、私たちも楽でしょう。


自宅訪問もせず、犬だけ渡せば良いのですから



だけど、それでは


お金を出せば誰でも手にいれる事ができる

ペットショップと 同じです



「ショップで買おうが、最後まで飼うから

何が悪いんだ!」

と、言われたこともあります。


その子犬は幸せになるでしょう。


私たちが声をあげているのは


その裏側で使われている繁殖犬たちの

残酷な扱い、子犬を製造する為だけに

生かされ、生めなくなるまで使われ


ボロボロになれば、捨てられる(殺される)



そんな 現状を作り出す流通をストップしたい

そのために、ペットショップで買うのではなく


どうしても 犬種に拘りたいのならば

優良ブリーダーと呼ばれるところで

親犬も見せてもらってから 飼うことを勧めています



犬種に拘らないならば

行き場を奪われた子達に目を向けてください


そう 訴えています



一匹売れれば 店はまた、仕入れます


繁殖屋は、売れ筋を製造します


市場で競りにかけられます


ショップの裏側で 並べてもいい時期になるまで

小さな箱の中で待機します



そして、高額な 金額をつけられて

売られます



保健所に持ち込まれる犬たち

飼い主が処分料として払うのは 2000円



鉄の箱で ガスを注入し苦しめて殺すために

市民が納めている税金を使います





助けたい






どこかの 誰かが放棄した命を


一匹でも 助けたい






そのために 必死になってる 私たちに


残酷な言葉を投げつけるのは



辞めて下さい



私たちは 特別な人間ではない


普通の主婦です



何でも許せる神様でも 何でもない!!!


子供の進路に悩み

毎日 仕事に汗を流し

晩御飯の献立を考えたり

地域の清掃活動に参加したり



その中での 保護活動です


ただ、助けたい



その思いだけで 必死になってる


集まりなんです




はぴねす メンバー

応援、ご支援くださる たくさんの方々

ボランティアの横の繋がり

里親さんとの出会い


保護犬猫を通じて 出会えた この 奇跡を

大切にしながら

私の信じた道を進む


人間の身勝手で殺されてく命を

無くすために。。。


今日も


明日も



私たちの 出来ることを 探しながら。。。