止まらぬ保健所 収容犬


県によっては 行政とボランティアが
協力しあって

何とか 処分機を使わずに 譲渡に回し

頑張ってる地域もある



が、だからといって 無責任に捨てる人が

居なくなったわけではなくて

毎日  毎日収容さてれてて。。。



【殺処分ゼロに!】と よく聞く言葉


それだけ聞くと 収容動物を助けたい想いから

くる言葉なのだろうけど



一番重要なのは


【収容動物 ゼロ】


【捨て犬ゼロ】


にすること


そうすれば、必然的に 殺処分なんて

なくなるだろう


簡単に命を迎えて


簡単に捨てる


犬猫が脱走しても 探さない


避妊去勢をせず増えても知らん顔



自分の事しか考えない人間が


尊い命に 手を出すな!!!!



あちこちで起こる多頭飼育崩壊

餌をめぐって餓えた犬同士の 争い

共食い



元の飼い主からつけてもらった首輪をつけ

収容棟の中からシッポをふる犬


命のカウントダウン



処分器で ガス殺される犬たち



苦しくて苦しくて


もがいて


殺される犬たち




なんで


終わらない



無責任な人間が


多すぎるから



簡単に 動物を買うな!(飼うな!)



金儲けのために

命を 造るな!!!



最後の時まで飼い主に愛される命も



裏切られ人の手で苦しめて殺されてく命も


同じ 命


なにが、違うんだ!!!



私たち はぴねすは


福岡県で 活動している ボランティアチームで


メンバーそれぞれに 仕事もあり

家庭もあり

その中で犬猫を 助けたくて

ただ、その想いだけで

走り回ってる


だけど、どんなに 頑張っても

捨てられる犬猫は 減ることはなく


手を伸ばせずに  見殺しになってく命が


数えきれないくらい、、、



そんな中   各ボランティアチームの

横の繋がりで


なんとか ひとつでも 命を繋げたくて


『できることを できる人が
                 できる時にやる!』の精神で

協力しあって 動いてる


先日  保健所より相談を受けた

飼い主死亡により  持ち込まれた 犬5匹


ボラ同士で 保護可能な子はいないか

検討しあい


そのうち 一匹をボラ仲間の吉田さんが

引き受けてくれる事になり

(他4匹も  他の団体が保護する事が決定)


仕事で迎えに行けない 吉田さんの代わりに


弥生さんが 早めに仕事を切り上げて


センターまで迎えに走ってくれて


オーナー宅に バトンタッチ


私が仕事を終えてから オーナーと一緒に


トリミング


吉田さんはその間に おじさん宅に走り


土曜日に面会の 垂れ耳のつくしと



譲渡会に参加する 子犬たちを 迎えに行ってくれる


そして ゆかさんは 今日も仕事が終わり次第

北九州市センターに駆け付けて

野犬と呼ばれる子のお迎えを

私の代わりに行ってくれる


時計を見ながら

みんなで動いて やっと救える命


そして、これから 

繋いだ命に対しての

責任をしっかりと、背負っていく





『あんたたち、スゴいねぇ

よっぽど、好きなんやろうねぇ

私には できんよ』


近所のオバチャンが よく、私に言う


確かにね


犬猫は好きだよ



好きだけど


こんな活動したくてやってるわけぢゃない


命に期限をつけられた 子達を全部助けてあげられない苦悩に押し潰されそうになり


諦めることに 慣れるなんて

何年やってても 無理で、、、


『あんた、ボランティアしよんやろ?

猫が増えて困っとるんよ

引き取ってもらえんやろか?』




『もう、犬の世話が出来んごとなったんよ

連れてってくれんかねぇ?!』



要らなくなったから 持っていけ


ボランティアだから 当たり前だろう?!



勘違いも甚だしい!!!!


こんなクソッタレ飼い主がいる限り


不幸な犬猫は なくならない




だけど、、、


何にもしなければ 変わらないから

自分に出来ることを 

やってくしかない




先日  明るい時間に 娘と一緒に

ワンズを散歩させてると

知らないオバチャンが声をかけてきた



『わぁー  たくさん!大変ねぇ!

     触っても大丈夫?』と言い

嬉しそうに 保護っ子を 撫でてくれた



数年前に犬を看取ってからは

夫婦二人暮らしで犬を飼ってはいない、と

その女性は言った

自分達の年齢を考えたら

どっちが先に行くかわからないからねぇ


本当は寂しいけど 責任が持てないから

もう飼わないと決めたのよ(^-^)  、、 と



見た目 70代のその女性は 健康の為に

昔 犬と散歩していた 農道を

今は一人で歩いているんだ、と


その話を聞いて  私は嬉しかった

飼わない決断も 犬を守る大切な決意だと

思うから



では、どんなに健康でも
後見人がいても

高齢者は 犬を飼えないのか?!


と聞かれることもある


その人の年齢や家族構成、健康状態から

確実に 自分達で看取る事ができる年齢の犬ならば


譲渡も 可能だと 私は答えている


70歳の人が  『中型犬の子犬がほしい』

と言ってきた


私は、10歳以上の小型犬にしませんか?

中型犬は介護が大変ですよ、と言った

『近くに犬が好きな人がいるから

手伝ってもらえるし、息子たちもいるから

大丈夫よ~』と


大丈夫?!

どこから その自信がくるのか


犬が歳をとれば、確実に 自分も歳をとるのに


ましてや、回りの人たちの環境も

約15年後 どうなってるかなんて


分からない


そんな考えの人に 大切な命を

バトンタッチなんて できない



3/6(火)  と 3/9(金)


北九州市センターより  野犬と呼ばれる子達を

保護した


数ヵ月前に センターで会って

それ以来 ずっと、気になりながらも

保護できずにいた子達


やっと


やっと


出してあげられた


今日も深夜まで忙しくなるから


落ち着いたら

ゆっくり 報告します!