私たち はぴねすは
福岡県を拠点に活動している
主に 福岡県動物愛護センターから
処分の決まった子の保護していて
基本的に 里親募集も福岡県内としている
しかし
自分達のキャパに余裕が有る限りは
タイミングによっては、県外からの保護も
受け入れている
中型犬キャパが空かず
小型犬しか保護できない状況で
県内のセンターには 中型犬はたくさん
収容されてるのに手が出せず。。。
そんなとき、入ったヘルプが
『宮崎県の保健所がパンク寸前！！
小型犬の協力してもらえないか？！』
これも ご縁だ、と思い引き受けた
そして 来たのが
シーズー ♀ きくちゃん
収容された時は
いったい、何犬なのか分からないくらい
酷い状態だったそうで
宮崎県のボランティアさんが
ヘルスチェックと、トリミングを済ませてくれていた
きくちゃん
福岡県で新たに出発するよ
体調を整えたら 避妊手術を頑張ろうねぇ
未来は 明るいよ～～
って
って うちに仲間入りして ３日後
便に血が混ざるようになり
みるみるうちに 下血が酷くなる
慌てて病院で検査し
注射や点滴をしてもらったが
一向に治らずに酷くなる一方で、、、
設備の整った病院に変えて受診
そのまま入院となり
毎日 毎日 採血と 注射、エコー、レントゲン
あらゆる検査を繰り返し
下血の原因を探る
臓器が働かなくなり
ご飯も食べれなくなる
子宮にも水だか膿だか 溜まっていたので
手術してもらい、腫れている臓器をCTで検査
貧血が酷かったので輸血もして
無事に戻ってきてくれることを毎日祈った
そして
２週間の入院を経て
ガリガリになってしまったけど
元気になり
帰ってきてくれた
その後の きくさんは
別の犬になったように はしゃぎ
子犬のように甘えて
食欲も旺盛で
みるみる ふっくらとしていった
お散歩の練習も開始して
今度こそ、幸せ探しを始めるよ～～って
募集を開始したところ
ネットからの問い合わせが。。。
大分県 宇佐市
隣の県だけど、うちから福岡市に行くよりは
近い
問い合わせをもらって その日に電話でお話して
翌日には さっそく会いにきてくれて
その週末には トライアルに入ることが
決まった
リビングに サークルを設置
扉は開けたまま 自由に出入りできるように
してくれて
夜は お母さんと一緒にお布団で おやすみ～
トイレが 失敗することも承知の上
車や 大きな音が怖くて 座り込んでしまうから
お散歩も 少しずつ練習してくれて
きくちゃんも 頑張って環境に馴染もうとし
お母さんも、お父さんも
きくちゃんが 過ごしやすいように、と
いろいろと 工夫してくれてた
。。。が
毎月の半分くらい 預かってるという
娘さん宅のダックスが
なかなか受け入れてくれず
お互いの負担になるんではないか、、、と
きくちゃんを諦めようか、、と悩むお母さん
きくちゃんは どんどん馴染んでいってたから
残念だったけど
引き取りの段取りを進めていたところ。。
『ずっと悩んでました。
きくちゃんは、すっかり馴染んでくれてて
私たちも可愛くてたまらなくて…
ただ、、娘の犬が受け入れてくれないから
無理かも、と。。。
でも、娘が
【お母さん、まだ２週間だからそのうち、
慣れるよ～～】って
言ってくれたんです！
私たちに きくちゃんを 譲渡してください
』
』と、お母さんから 
先日
正式譲渡の手続きに きくちゃんと一緒に
来てくれて
『お散歩で 走って回るように
なったんですよ～～！！！』
『それから、誰か来たら 逞しく
吠えるようになったんですよ～
』って
』って誰にでもフレンドリーな きくちゃん
愛される自信に満ちた表情で
元気に甘えに来てくれた きくちゃん
たくさん 心配して
たくさん祈って
たくさん抱き締めて
幸せに繋げる！と 誓った
きくちゃん
はなちゃん という名前をもらって
はぴねす 卒業
車にもおとなしく乗ってるそうで
どこにでも 連れていけるって
お父さんが嬉しそうに話してくれたよ
はなちゃん
今日も テンションMAXで部屋を走り回って
元気に過ごしてます
宮崎県から 長崎県へ行き
その後、福岡県へやって来て
大分県で幸せになりました
はなちゃん
おめでとう 
たくさんの方々のご支援のおかげで
きくちゃんの 高額な治療費も支払えて
助けられ
こうして 幸せに繋げたこと
心から感謝します
本当に
本当に
ありがとうございました