先週  オシッコに血が混ざってた事から

生理かもしれないから

避妊手術をする予定をくんでいた  カコちゃん

保健所に入り  処分が決まり引き出した子



老犬と書かれたこの子は


片目は 真っ白になり 失明していた



お腹には 傷跡が。。。


何度も

何度も


産まされた跡が、、、



その傷跡が 果たして帝王切開なのか

子宮摘出されてるのか

切り開いてみないと 分からないから

生理がくるのか 様子を見ていた



オシッコに血が混ざったのを確認してから

数日後。。。


預かりをしてくれてる、エダママから

「今度は緑色の ドロッとしたのが混ざってる 」

と……



子宮蓄膿症だ…


そう思い すぐに 病院に運んだ






エコーの結果、やはり子宮が膨張し

膿か水が溜まり 画像が白く濁っていた



そして 更に問題が。。



血液検査の結果



腎臓の数値が 跳ね上がり


おそらく、腎臓の1/3は機能していないだろう


【腎不全】です



と。。。




「先生、子宮摘出の時に、腎臓もなんとかならないの?」と聞いてみた



腎臓は一度悪くなると、治療しても良くなることはなく


猫の腎不全よりも、犬の腎不全の方が

悪くなるのが早い


子宮摘出は手術可能で 蓄膿症は

手術すれば 治せるけど


腎不全を持ってることで

麻酔のリスクが上がること


子宮摘出術が成功しても

腎不全が治るわけではなく

最悪の場合は、3か月後に亡くなるという

ケースもある


腎臓については療養食と、薬で

悪化しないように見ていくしかない



子宮蓄膿症は 手術を しないならば

薬で子宮口を開き、中に溜まった膿を全部

出してやり 、飲み薬で様子を見る


しかし、子宮が残るとまた、膿がたまるかもしれないから

そのときは、また 薬で膿を出してやる、


それを  可能な限り繰り返しながら


いよいよ 薬では膿が出せない場合は
手術をする



どうしますか?   と。。。



今はまだ、肝機能の数値が正常で

元気も食欲もある



もしも、手術をせずに 薬で様子を見ているうちに 肝機能の数値が上がり  麻酔がかけられなくなったら、、、

この子は 確実に助からない


それなら、、、


「手術をお願いします

全てのリスクを 承知の上で 

お願いします」


決心した




小さな  小さな お婆ちゃん





先生は この子を見て


「ブリーダーから 持ってきたんですか?!」


と言った



小さな体で  何度も 【商品】を 作らされたんだろう

足の関節は 無理な出産を繰り返されたせいで

弱くなったのか



抱くと 固まり 震えていた





目が見えなくても  産めさえすればよかったんだろう



そして、使えなくなった 小さな老犬は


産業廃棄物のように


捨てられた



カコちゃん


私がつけた 名前



カコちゃん



甘えることを 覚えたの


一日の大半 眠ってばかりだけど



この子が 穏やかに過ごせれば

それで良かった




もう 苦しめたくない






腎不全


悪化したらどうなっていくのかを聞いて


白熊子犬の ゆき と 重なった、、、


助けてあげられなかった



苦しんで


苦しんで


私の横で逝った 小さな子犬だったあの子を


思い出した



先生はいつも 最悪なケースを先に私に

伝える


だから


もしかしたら


うまい具合に 腎不全の悪化を防げたら

 これから 笑顔で過ごせる日々が

続いて行くかも しれない



。。。





8/12(土)

ボーちゃんの誕生日


カコちゃん子宮蓄膿症の摘出手術を行います



大丈夫



乗り越えられる


きっと



大丈夫




大丈夫。。。



人間の身勝手で 

使われて   捨てられて 死んでいくなんて


絶対に


許さない!!!!!!