世間は盆休み。。ぶー


病院勤務の私は そんなもの無縁で

今朝も普段と変わらぬ慌ただしい朝を

過ごして、通勤に車を走らせるDASH!DASH!DASH!


入院患者さんには

“休み”  なんて関係ないからね~~アセアセ


今日も 張り切って仕事するぞ!



さて、、、


ある入院患者の 女性のお話。。。


78歳   女性

左足骨折し手術をしたのが今月上旬

まだ、ギブス固定したまま

足をつけない状態



「早く良くなって帰りたいから」と

リハビリを懸命に頑張ってる照れ




しかし、一人暮らしで、子供たちは

遠方に住んでるため、お婆ちゃんの

フォローできる家族はいないから

歩けるようにならなきゃ 帰れない。。。


「焦っても仕方ないから

 ボチボチいこうねニコニコ」って

声をかけた私に

お婆ちゃんは言った


「犬を迎えに行ってやらなきゃならないから……」



犬?


犬が居るの?


今、誰が面倒見てるの?



一人暮らしのお婆ちゃん


入院が決まって 飼犬のお世話を

頼れる人がいないので

ペットホテルに預けているそうで。


中型犬の雑種    16歳

入院中の一ヶ月のホテル代は


15万円ガーンガーンガーン


「私の入院費より 高いわ~アセアセ」って


お婆ちゃんは 苦笑いしてた



それよりも、預けている老犬が不憫でならないから

1日でも早く迎えに行ってあげたい、と。


車イスからベッドに移った お婆ちゃんは


目を細めて

 「お互い年寄だけど、あの子を看取らないと、私は 逝けないからね~(^^)」

と、笑顔で話し始めた



その犬は、元々は

お兄さん夫婦が飼っていたそうで。


兄夫婦が相次いで亡くなられて

取り残された その子を引き取ったらしい



引き取った当初、犬は全くなつかず

亡くなった飼い主が

いつか自分を迎えに来ると信じ

家の中の 窓から 毎日外を眺めて

待っていたそうで。。。


飼い主以外の人には 噛みついてた…

お婆ちゃんも何度も噛まれ

縫うほどの怪我をしたこともあったそうだ


1年半かかり

やっとお婆ちゃんのことを

飼い主だと受け入れてくれるようになった

、、、と


そして、今、自分が怪我をして入院し


あの子がまた、どんなに寂しい思いをしているだろう、、、と


その子を引き取る前に飼っていた犬は


近所で飼われていた子で


飼い主が引っ越して 置き去りにされた




保健所が捕獲に何度も来て 犬を

追い回してるのを見かけたお婆ちゃんは


その子が捕まったら、私が最後まで面倒を

見るから、と引取り


18歳で、その子を看取った




「飼い主に捨てられたのに

その子は とても利口で

賢くて、良い子だったのよふふ


と、お婆ちゃんは懐かしそうに話して


「今いる子も、私が最後まで面倒をみる。

もう、それで、犬を飼うのは終わり。

私ももうすぐ80歳になるからね~」って


優しい笑顔で 話してくれた




私は、とても 温かい気持ちになって

お婆ちゃんに


「ありがとう」と言った




犬が欲しい   と  お店に行く人



目の前の 命に向き合い

迎え入れた 命を最後まで守ろうとする人



もう、面倒が見れないと

安易に命を捨てる人



家族として迎えるはずの命に


平等なはずの 命に


【ブランド】のような価値をつけ


それに値しない子は 見もしない



犬は この世に生まれた瞬間から

その命を人間に左右される


自分で  自分の生き方を選べない


飼い主によって、その子の一生が決り


場合によっては 無理矢理その命を

奪われたり




最後まで愛する家族の側で過ごし

寿命を全うできる事



迎え入れた家族の その命が消える瞬間まで

温かい手で撫でてあげること




そして、亡き愛するものに


側に居てくれて  ありがとう  と


その子と共に生きた時間に


感謝して見送ってあげること






それが、

命を迎えたものに対する 【責任】だと

私は思う






うちの前に捨てられた猫


ある日 突然玄関の前にいた


去勢済みの♂


うちの玄関の前から  全く動かない





他のリリース猫たちは、餌だけ食べたら


空き地や、元々いた家に帰っていくのに


突然現れたこの子は


どこにもいかない


私の帰りを待ち


家の中に入りたいと鳴く







ボロボロの青い首輪をつけている


君の名前は  なに?



すり寄ってきて甘える姿に


毎日 切なくなる



君を捨てた飼い主に


どんな理由があろうとも


私は絶対に許さない








ゴミのように捨てられたこの子達が


どれだけココロに闇を抱えるか





そして 私たちは この子達のココロを


開きたくて






もう二度と 辛い思いをさせたくなくて





笑ってほしくて


全身で この子達を  守ると誓う




保護したからには


この子達が幸せを掴むまで






絶対に この手を離さない



         それが 私たちの  命に対する責任




コメント頂きありがとうございます。
書きたい事が沢山あり、コメント返す事まで追いついておりませんが、皆様から頂いたコメントは全て読ませて頂いております。

本当にありがとうございます!


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