沖縄ハーブを巡る旅②
沖縄ハーブを巡る旅③
のつづきです。
ハーブを暮らしのなかでいかに自然に、楽に、親しみやすく使うか?
を考えたとき、やはり、
「食」
に辿り着きます。
と、英国在住のハーバリストであるリエコ・大島・バークレーさんがおっしゃっていました。
私もそれにとても共感しました。
この旅をご一緒したリエコさんと。
いざ不調になったとき、心身の病に気づいたとき、
それまでハーブに慣れ親しんだことのない人が、その症状に対していきなりハーブを上手に使いこなすということは、難しいです。
位置づけとして、
ハーブが暮らしなかにすでになじんでいること
が自然だし、ハーブの利用価値もそこから生まれるのではないかなと思います。
だから、病気のときだけでなく、毎日の飲み物に、料理に、ハーブを活用することこそ、私たちのまわりにある薬草の恩恵にあずかることができるのだと。
首里城の近くにある料亭でおもてなしにいただいた、美味しいおやつ。
蒸しパンやクッキーには、ウイキョウ(フェンネルシード)が入っていました。
おにぎりやお餅にもほんのり薬草が。
この日のために、女将さんがアイディアをしぼってくれた料理は皆に大好評!
おやつをいただきながら、リエコさんの特別講座。
沖縄のハーブについて学びました。
リエコさんは、こちらのハーブ本の著者。
(私の愛読書♪カメラマンの飯田さんが旅のコーディネートをしてくださいました。)
沖縄では昔から民間療法にハーブ=薬草が使われてきた
ことは古くて新しい発見。
ウコン(ターメリック)
ヨモギ(マグワート)
ギシギシ(イエロードッグ)
ウシハコベ(チックウィード)
ツボクサ(ゴツコーラ)
ゲットウ...etc.
和名と英名がリンクすると、なるほど!と思います。
日本の薬草、もっと知りたくなりました。
「ハーブ」に関わりのある仲間が直感的に集まり、旅することになった沖縄。
南の島での出会い、つながりが、お互いによいエネルギーチャージになったと感じています。
今回の旅で得たこと、感じたこと、美しい植物の写真など、
今後の講座等でシェアしていきたいなと思っています。