生のとなりに | 梢の先に・・・ 

梢の先に・・・ 

  美しいものは、あなたの中に。
  マンダラアートからのメッセージをどうぞ♪


ここのところ
目にする本には
なぜか

「生」と「死」に関する
内容が入っていることが多いです。

生死にかかわる事件が
直接起こるわけではなく、

「死をみた生者」が描かれたもの。


 

先日書いた記事
本の主人公は
恋人を事故で亡くし、
自身も瀕死の重傷を負いました。

ある本では、

仕事のお客様が
自死されてしまったことを
ずっと悔やんでいる登場人物が、

また、ふと目にした
万葉の本には

歩いている道の横にある
「野ざらし」を見て、
詠まれた句がありました。


どれもに共通していたのが、

「生きることの先に
 死があるんじゃなくて

 死はいつも
 影みたいにそばにいる」

       ( 海街diary7  『あの日の青空』 より)

ということ。
 

 


医学が発達し、
うっかり屍体が見つかろうものなら
死体遺棄やら何やらで

警察が大騒ぎになる
現代には、

想像もつかないくらい
身近に
かつての「死」はありました。

「生のとなりに」

当たり前のようにあったのです。

 
それは
とても恐ろしいことのようでいて、

本当は

「生の輪郭を知る」

大切な大切な

「システム」

だったのかもしれません。



 


最近触れる
メッセージはどれも、

同じことを伝えてくれています。




























お読みいただき、ありがとうございました