ふと、どうして私が
マンダラを描かせていただくことになったか、
ということを思い出しました。
最初は、塗り絵でした。
今、”大人の塗り絵”なるものが
多くの人々の間で楽しまれています。
私も興味本位でやってみたことがありました。
が。
具体的な”もの”を塗るのが
思いの外しんどかったのです・・・
静物にせよ、風景にせよ、動物にせよ、
「あるべき姿に塗らなければならない」
という勝手な強迫観念に襲われて、
塗れば塗るほどに疲れていく、
という状態になってしまいました
しばらく塗り絵から遠ざかっていたとき、
こちらの方のブログ で、
マンダラ塗り絵のことを知りました。
即座に「やってみたい！」と感じて、
『マンダラ塗り絵について』 の記事にも
書いたように、無料ダウンロードサイトから
図案を印刷して始めたのが、最初です。
何を使って塗ってもいい、
好きな場所に好きな色を置いていい、
どんな塗り方をしてもいい、
何をやってもいい・・・
その自由さは、
普段私が抱えている「ねばならない」の
対極にあるものでした。
塗れば塗るほどに、
何かが溶けていくのがわかりました。
やがて、自分でも図案を描くようになり。
・・・今に至ります。
考えてみれば
２年ほどしか経っていないんですね。
昨年末頃からは
大波に背中を押されるようにして、
どんどん絵が変わっていきました。
でも、原点はそこ。
私の中の、自由。
このことを忘れないように、描いていこうと思います。
読んでいただき、ありがとうございました
