「今の自分が喜ぶこと」「相手にも自分にも元気と笑顔を!」を
モットーに人とかかわることを大事にしながら過ごしている
松前 葉子@葉っぱです。
今朝アップした虎っちの1歳誕生日写真についての
コメント、たくさんメッセージをいただき、
ありがとうございます!
わたし、虎っちが無事に1歳を迎えられたのは、
わたしたち親がそばにいて、子育てをしている
だけではなく、虎っちのそばでたくさんの方が
温かい言葉やギュッとしてくれたぬくもりのおかげだと
思っています。
そんな感謝の気持ちを込めて、虎っちが
お世話になった方々に、知人にお願いをして
手作りアイシングクッキーを作ってもらい、
配らせていただきました。
メダルになっているんですって。
クッキーもとても美味しかったです(^^)
どうしてわたしが無事に1歳になったことを
大事に思っているのか・・・
神聖ローマ帝国ホーエンエシュタウフェン朝の
皇帝フリードリヒ2世の実験のこと・・・。
彼はあらゆる人体実験を行っていました。
その中にある実験に、
「言葉を教わらないで育って子供が、
どんな言葉を話すのか」
を疑問をもち、実験を行いました。
彼は人間は生まれたときから自分の言葉をもっていると
信じていました。
この実験のため、部下に50人もの赤ん坊を集め、
赤ん坊を部屋に隔離をし、実験をしました。
面倒を見る際、目を見てはいけない。
笑いかけてもいけない。
語りかけてもいけない。
ふれあいを一切してはいけない。
と命じたのです。
赤ちゃんたちは乳母や看護師からは十分なミルクを与えられ、
きちんとおむつも交換をし、世話はしていたが、
命じられていた通り、乳母や看護師はマスクをしながら、
目を見ることなく、
笑いかけることなく、
語りかけることなく、
ふれあいはしていませんでした。
その結果、愛情をもらえなかった赤ちゃんたちはみな、
全員亡くなってしまったのです。
科学根拠を言うと、優しいスキンシップを受けた赤ちゃんは
安らぎを感じるホルモン「オキシトシン」が脳から分泌され、
情緒が安定します。そのため、このオキシトシンは
「愛情ホルモン」とも言われています。
安らぎと信頼感を得ることにより、
副交感神経を刺激し、インシュリンなど成長にかかわる
ホルモンを分泌され、食物吸収が高まり、成長を促進させます。
スキンシップによる肌からの刺激は脳へと伝達され、
脳内で成長ホルモンが分泌、赤ちゃんの体を成長させ
病気に対する免疫力や抵抗力を強くするといわれています。
なので、この皇帝フリードリヒ2世の実験の結果から、
亡くなってしまったのは、愛情がなかったことによる
成長ホルモンの障害だと考えられています。
泣くという行為は言葉の話せない子供にとっての
唯一のコミュニケーション法であり、
これを無視をすると子供の情緒や成長に
大きく与える可能性があります。
この話しを聞いたときに、わたしは
虎っちが無事に1歳を迎えられるということは、
たくさんの人たちが虎っちのために、
面倒を見る際、
目を見てくれ、
笑いかけてくれ、
語りかけてくれ、
ふれあってくれた
ことを感じ、心から感謝しました。
今1歳超えているわたしたちにも同じことが言えます。
誰かが、わたしたち自身のために
目を見て、笑いかけてくれて、語ってくれ、ふれあってくれたからこそ
今、わたしたちはここに存在します。
やっぱりわたしたちは生まれてから決して1人だけでは
生きることなんて出来ません。
誰かからのたくさんの愛情とぬくもりを
きちんと受け入れ、受け止めたからこそ、ここにいるんですよね。
そのことについても改めて実感をしながらも、
感謝を感じたわたしです。
まつまえ@葉っぱ