第39回島村村民運動会①(世界遺産のある島村) | 島村寺子屋まなび塾&ハポス治療院  公式ブログ

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国家資格の柔道整復師であり、心とからだのセラピスト歴28年のハポス田島があなたのつらい痛みを一緒に治して行きます。

あなたのその繰り返す痛みと辛さは???
自分自身に向き合う方法を、一緒に考えて行きましょう。


本日、2016年10月2日(日)
秋晴れの晴天に恵まれまして

第39回
島村住民レクリェーション大会
が、今年3月31日に廃校となった
群馬県伊勢崎市立境島小学校で
開催されました。

ひとえに『島村』と言いますが
細かく区ごとに分かれております。

埼玉県の深谷市、本庄市に隣接していて
かつては『熊谷県』に属した事もあり、
明治時代に利根川が多くの氾濫を起こし
水路が頻繁に変わったため飛び地形成された
ゆえに『島村』という名称になった訳です。

そんな暴れ馬の様な坂東太郎(利根川)の
北側の島村が、前河原(まえがわら)、北向(きたむかい)で

南側が、
立作(りゅうさく)、新野新田(しんのしんでん)新地(しんち)という5区に分かれています。

余談ですが、何故、こんな田舎が
富岡製糸と共に世界遺産になったのか、
ちょっと説明しますね(*^^*)

※勉強した事や、
子供の頃の島村での体験、
実際に島村村民から聴いた話、
それらが不思議な1本の糸で
結ばれているということ。


島村の養蚕は文久の時代から始まり
田島弥平翁の清涼育と風の通り抜ける
総櫓の養蚕家屋の原型である
『田島弥平旧宅』を確立し、

全国に田島弥平が著した
『養蚕新論』『続養蚕新論』
という明治の農学書のベストセラーを
生み出し

明治の初めに田島武平の親戚にあたる
日本の経済界の父、渋沢栄一翁の力添えで
島村勧業会社を設立し、質の良い蚕種を
イタリアに直売して外貨を得ます。

農民で初めて海外に
販路を作る先駆けとなり、
農民で初めて世界一周を
した人物ではないか?
と言われています。
(※ここでも渋沢栄一翁を通じて、
三井物産の力添えが有りました)

このイタリアとの交易や
横浜(港がありました)との親好で
キリスト教や日本で初めての顕微鏡、
(→この顕微鏡で当時ヨーロッパに
蔓延していた蚕の微粒子病を
いち速く発見して事前に防ぐ方法も
確立)
ヨーロッパの文化と教育を日本に
取り入れました。

この時期と前後して、渋沢栄一翁は
フランスのパリ万博に徳川昭武と共に
訪れて、フランスの商業、文化を学び
明治の殖産興行の先駆けとして

利根川の氾濫で島村から深谷に
流された良質の粘土を再利用して、
深谷に日本煉瓦製造(株)が設立され
(→この煉瓦ですが、赤坂離宮、東京駅、日本銀行、東京大学、富岡製糸、前島に作られた最初の島小学校、世良田の八坂神社の参道、等と1本の糸で結ばれています)


そして、当時、途絶えていた
宮中御養蚕を
照憲皇太后の時に復活するべく
島村から使途として
田島武平、弥平、そして島村の女衆らが
何度も宮中の紅葉山御養蚕所に
上がらせて頂きました。


今も、美智子皇后陛下が
青山御所で
御養蚕を継承されて
自ら、小石丸という小ぶりの日本の純産種を
絶やさない様にされているそうです。

この小石丸から紡いだシルクが
国宝の奈良の正倉院の
古代布の復元に生かされています。
ここでも
シルクが1本の糸を紡ぐ様に
歴史のストーリーが結ばれています


今年の3月に廃校となった島小学校も
この島村蚕種の隆盛と深い繋がりが
有りました。

当時(江戸~幕末にかけて)は
島村に『寺子屋』が
たくさん作られて
(11ヶ所もあったそうですよ)
大人~子供が一緒に机に向かって
読み、書き、算盤を習ったそうです。


農民なのに、ほとんどの人が
勉強していているのが
面白いと思いませんか?

→この寺子屋文化から派生して
明治6年に当時の有力者達の寄付で
前島(※利根川の氾濫により現在は存在しない中洲)に最初の
島小学校が創られたのです。

渋沢栄一がフランスで学んだ
煉瓦を用いて創られました。
(利根川の氾濫を防ぐ為の外塀に使われたとのこと)

利根川が氾濫した時に流された
利根川の水底の粘土を再利用して
煉瓦にして守った
というのが、すごいです。
また糸が結ばれました。

余談ですが
若き日の渋沢栄一も島村の寺子屋に
勉強に来ていた事が日記に
書かれているそうです。
(渋沢栄一の生家と島村は間近です)

また、ここでも渋沢栄一翁が
関係して来ますが、
隣の深谷には渋沢栄一の
『論語』の先生である
尾高惇忠(おだかじゅんちゅう)が居て
→※後の富岡製糸の初代社長

後に渋沢栄一のベストセラーとなった

『論語と算盤』
(※経済と人間の哲学は両立する。自分の目先のお金もうけではなく、公の為に経済を動かし、人格を磨く事こそが本当の人間の在り方であるという事を書いてます)
は、まさに寺子屋の考えそのもの。

面白いですね(*^^*)

続く。