


『養蚕新論 田島弥平』(明治農書全集第9巻抜粋) ぐんま島村蚕種の会 編纂発行
続きです♪
ようするに、蚕も虫の一種なので、山野の桑園の多いところへ生育していたものを、頭の良い人が、家で飼ってみたところ
思った通りに、良く成長して糸を吐き、繭を作ったので
とうとう、蚕室を作って養蚕を始めたのですね♪
だから、昔通りに養蚕をすることは、後に僕(弥平)の同志が説くような、難しい事ではないんですよ。
それなのに、色々な人が、色々な方法を見つけて、ある人はこの方法が間違っていると言えば
ある人は、この方法が正しいと言います。
(゜ロ゜)
また、大げさに考え過ぎたり、雑に考えなさ過ぎたりして、どんどん本線からずれてしまいます( ̄▽ ̄;)
様々な紛らわしい方法ばかりが、先走ってしまい、何が正しいのか?わからなくなります。なんとも稚拙な事ですね……。
そもそも、養蚕経営は、良医が病気を治すように、腕の立つ武士が戦いを行うように、よくその性質、対象を見極めて、
その対象が求めている方向性を見極めて、まさに今だというチャンスを逃さずに適切に行うという事だけが、原則なんですよね♪
南宋の岳武穆(がくぶぼく)も
『原則は、ただひとつだけである』と言うように♪
僕(弥平)も、その通りだと思います!
※注釈 『原則は、ただひとつだけ』という田島弥平氏の経営哲学が、徐々に現れて来ます♪
この『原則に基づく』『原理に基づく』『物事の本質を見極めて、ただ自然の法則に従う』という哲学と物理学と思想は、
田島弥平氏ら先人達がイタリア渡航で感銘を受けたキリスト教の考え方とも、また通じているのですね♪
続く♪
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