しかし、この方法には時間がかかってしまうという弱点がありました。そこで、治癒するまでの時間にどうにかしてもっと肉体的な状態を良く出来ないものかと考えるようになりました。
経験が導いた結果、というしかありませんが、私は肌というものに着目するようになりました。
肌は皮膚から出来ており、頭の先から体全体、指の先に至るまで人間の身体を覆っています。
肌の質には「色」「強さ」「反応の仕方」「筋肉質かどうか」「太っているかどうか」などによって人それぞれ異なっています。
それらの違いを考慮したうえで、直接触ることにより施術の度に観察していると、凝っている箇所は肌が張っており、触るとその部位だけハリが異なり、筋肉も硬くなっています。
また、どこかの皮膚が張ることによって別の皮膚がひっぱられて張ってしまい、そこに痛みが生まれることもあるという結論に辿り着きました。
そこで、これまでの心のケアや骨盤矯正・背骨矯正などの体のケアに加え、肌ケアを取り入れるようになりました。
張っている肌を緩めるために試行錯誤した結果、天然ハーブのローションで潤いを与え、擦って肌を温めることで、肌のハリが正常な肌のハリと均一になり痛みを消すことができるようになりました。
また、皮膚というものは不思議なもので、痛みを記憶してしまうという性質があります。
例えば足がしびれた時に皮膚に起こっている現象はというと、
①実際に痺れている
②痺れていると脳が感じている
③痺れていると皮膚が感じている
という三つの事が同時に起こっています。この痺れを取り除くためには
①痺れを取るマッサージを行う
②マッサージによって痺れは取れたと患者様が理解する
③ハーブなど皮膚に刺激を与えられるものが入ったローションで肌を擦る
という三つの工程が必要となります。
痛みを消すだけではなく、その痛みの記憶までも消すために、痺れを取り除く時と同じようにマッサージを行い、患者様に痛みは消えたのだと理解して頂き、肌を擦るという事も併せて行うことで、私の目指していた完治するまでの痛みをなるべく再発させないようにするという目標も達成することが出来、肌スピリットコントロールがここに完成しました。
以下、まとめです。
① 痛みの原因を探る為、細かくヒアリングすることで患者様の全体像を掴む(30分)
② 痛みの原因となる事象を解消するため、患者様の心に寄り添い、癒していく
③
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④ 肌のハリを均一にすることで痛みを取る
⑤ 痛みの皮膚記憶を取る
という手順を踏むことで、患者様は治癒するまでの間にも痛みを伴うことなく生活することが出来ました。