これも矢張り五歳の時だった。田舎にいて大怪我をしてしまった事がある。

田舎の家には普通、お爺ちゃんとお婆ちゃんと私だけが住んでいた。

所が、私が怪我をしたこの時期は、叔母さん、母親の姉、そして叔父さん、母親の上から二番目の兄、(私の父親のもとで働いている叔父さんは、3番目の兄)がいた。この叔父さんは体が弱くて、結婚もしておらず、実家に静養にきていたのだと思う。しかしこの時には、体調はかなり悪かったのだと思う。この辺りの事は余り記憶にない。私が事故を起こした当日は、この叔父さんは奥の部屋で寝ていた。昔の田舎の家には必ず土間があった。田舎の家は結構大きな作りで、裏戸から土間を通って表の玄関に通じていた。