新幹線にゆらゆら揺られ、

少し後ろ髪惹かれるように名古屋へと帰っている岡田です。

さて、今回4日から3日間、ジャイロトニックのワークショップに参加しておりました。

WSタイトルは「ジャイロトニックとオステオパシーの良い関係」。

ジャイロトニックとオステオパシーにはどのような想いが込められて世の中に出ているのか。

両者にはどのような共通の原理原則があるのか。

etc.

今回私たちトレーナーに互いの良さを教えてくれたSilvia女史には深く感謝しております。

彼女は、もともとダンサーとして活動していたのに事故がもとでリタイア。

その後ジャイロトニック・ジャイロキネシス・理学療法・オステオパシーの資格を取得。

感覚的・理論的+経験的に優れたスーパーウーマンなのであります。

そんな何でもできちゃうぜ的な彼女から教わったことが

処理しきれないほどてんこ盛りにあるのですが、

少しずつこの3日間のWSで感じたこと・思ったこと・悩んだことetc.を

いくつかの記事に分けて綴って行きたいと思います。
*学んだ内容(ex.エクササイズやアプローチの仕方など)は詳しく書きません。
*書散らすことが多いので、途中脱線したり、文と文が繋がっていなかったらごめんなさい。

さて、まず感じたこと・思ったこと・悩んだことその①のキーワードは、全身性(wholism or whole body)。

ジャイロトニックもオステオパシーも「全身性」を大事にしていることを発見しました。

全身性というのは、言葉そのもので、身体のすべてのパーツを一緒に捉え、

エクササイズを通して同時に身体に働きかけるということです。

たとえば、膝が痛いとすれば、膝の痛みの主要な原因である

筋骨格筋やエラーを探すだけではなく、

内蔵や結合組織など他のパーツからも痛みを生んでいると考える、

という視点や思考法のことです。

局所的な視点や考えで身体を診て触り、身体に働きかけるのではなく、

俯瞰的に身体を診て触り、「身体」ではなく、

エネルギーや感情を持つ「クライアント」に働きかけるということが、

この「全身性」の考えの良い所なのです。

この考えだと、クライアントがボディワーカーに置き去りにされることなく、

ワーカーが自己満足したセッションで終わることなく、

ワーカーとクライアントがお互いスッキリした気持ち

(時には敢えてモヤモヤした気持ち)で

セッションを終えることができると考えました。

この全身性の考えは、身体はいくつものパーツで構成されていることを思い出させてくれた

とても素敵なものでした。

またこの全身性は、先日無事に10回のセミナーを終了したホリスティック・システムで

学んだロルフィングの原則にも出てきます。

私が今回学んだことも含めて、

ジャイロトニック・オステオパシー・ロルフィングetc.の

ボディワークの共通の原則の1つとして、

「全身性」

が当てはまるのではないかという仮説を立てることができました。

もちろんアレクサンダーテクニークやフェルデンクライス、ホメオパシーetc.

他のボディワークはまだ受けたことがない、または学んだことがないため、

すべてのボディワークに通じるかどうかは定かではありません。

ただ、これまで出逢ったボディワークの哲学には「全身性」が含まれていること、

体感的&経験的には重要なキーワードのように思うのです。

今日はここまで

ぬ。