映画を見に行った。
ディズニー映画。

たゆは初めての映画館。
テレビの大きいのがあって
みんなで見ること、
部屋が暗くなることを教えておいた。
あと、ポップコーンを食べたりすることも。

2日前に教えたのに、
ちゃっかりポップコーンのことは覚えていた
ので、キャラメル味を持って観ることに。
自分、ばあば、母の順番に口まで運んでくれる。
暗闇の中でも、だ。

途中飽きてしまい、
「ねむいー」とか、
「もうかえるー」とか、
「もう終わりにしてー」とか言ってた。

そしてまた、ポップコーンをくばる。
「はい、おかあさーん!」とくれたのが、
とても硬くて、たぶんコーンが膨らまず失敗したものだろう、と戻した。
いらんから、くれたのかな?

話したりするので、ヒヤヒヤしながらもなんとか終了。
立ったりも自由にできるだろうからって、
本当は1番後ろの席で!とばあばに言われてたのに、私が予約をとったばかりに
間違えて一番前の席で観ることになった。
近すぎ!

その後歩いてたら、
たゆの歯が抜けていることに気づいた。
そうそう、先週からグラグラしてたから
時間の問題だろうと思ってた。

急に抜けたらたゆが驚くだろう、と
説明しておいたのは、つい先日のこと。
こどもの歯が抜けたらおとなの歯がはえること、
お父さんもお母さんも抜けて大人の歯になったこと、
抜けたらお母さんにちょうだいね、ということ。

でも…
いつ?
たゆは「おかあさんにあげた」と
ばあばに言ってた。

まさか。

そう、映画館での、あの硬いポップコーン。

あーーーー!!!!!

そういうこと?

捨てた。

たゆの歯、口に入れて硬さの確認はしたけど、目視してない。
映画館で抜けるとは想定外だわ。
これは忘れられん映画になった。

たゆの父、話したら爆笑。
私も爆笑だわ。