はぴ です。


これは、私が境界型人格障害だから感じた訳ではありません。

多くの同僚が、同じ理由で悩み苦しみ、職場を離れた

話しです。



桃子上司には、下部(しもべ)の愛子さんがおりました。


実質、その部署NO.1とNO.2でした。


そして、その両方に言えること。


好きと嫌いがはっきりしすぎで仕事に支障を出すほど。

そして、好きな人間に対しても愛情の注ぎ方が

あきらかに間違っていたことです。


その部署には、新入社員が私を含めて3人入りました。


桃子上司と愛子さんは、

私ともう1人の同期の静子ちゃんを溺愛しました。


そして3人目の同じ部署に入った、零子を嫌いました。


零子への嫌がらせは、ひどいものでした。


まず、仕事を与えない。ひたすら1日中デスクに座っているだけ。


たまに、零子が自ら仕事を見つけ、仕事をしようものなら、


「黙って座ってなさいって命令も聞けないの??」


と言って怒る。


そして、デスクに座っていれば、なんと


「あの座り方が気に食わないのよねぇ」と


桃子上司と愛子さんで、零子の悪口を言い始める。


聞いているだけで、吐き気を感じるほどでした。



では、桃子上司と愛子さんの溺愛組みの


私と静子は、幸せだったかというと、


全く持って違います。


愛情の注ぎ方を、完璧に間違っているのです。


私と静子は、PC操作を毎日テストされ、


テストの内容は、絶対に私と静子のスキルでは


クリアできない問題を出します。


もっとひどいときには、そのPCソフトでは、


絶対に完成できない問題を、知っていて出題します。


そして、なぜ出来ないの?と怒ります。


毎日、毎日。


クリアできないテストを出題され、もちろんクリアできずに


怒られ続けました。


ただ、


私は不可能でしたが、静子が1回だけ


テストを完成させました。


それに対して桃子上司の発言


「あら?できちゃったの??」


この、言葉を聞いて、


私と静子はようやく気がつきました。


「桃子上司は、私たちがクリアできないって知って

問題を出題している」


と。



それでも、クリアできない問題は


毎日出題されます。


そして怒られ、


その後、毎回、桃子上司のところへ行って


「すみませんでした。もう1度、テストにチャレンジさせてください」


と言い続けました。


これを言わないと、桃子上司が不機嫌になることは


わかりきっていました。



ただ、企業は利益を追求しているはずなのに、


零子は、デスクに座りっぱなし。(もちろん桃子上司の命令により)


そして、私と静子は、毎日PCスキルテストと題した、


桃子上司と愛子さんの愛情を受け続けました。


あ。 そうそう。


私と静子が受けたこの行為は、恐ろしい事に、、


桃子上司と愛子さんの中では、愛情以外の


なにものでもなかったのです。


桃子上司と愛子さんは、私たちに


愛情を注ぎ込んでくれました。


でも、方法が間違っているので、


私と静子にとっては、嫌がらせ以外の


なにものでもありませんでしたが。



それでも、さらに恐ろしいことは、


社会人経験の無い、新入社員にとっては


どんな上司でも、


尊敬しなくてはいけない。


上司が正しいと、しばらくの間


思い続けたのでした。



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