カウンセリングルームはぴっとの田中勝悟です。
前回は不登校の段階別に基づくアセスメントの仕方についてお話をさせていただきました。
親子関係や子どもの状態によって対応策は当然ですが変わってきます。
大切なことは、子どもの状態を見極めて、その状態にあった関わり方や支え方、背中の押し方をしていくことです。
今回は段階2の対応についてお話していきます。
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段階2は「簡単な挨拶はできるが会話がない状態」です。
ただ、段階1と違うのは部屋から出てリビングなどで過ごす時間があることです。
この時に考えたいのは、1日にどれくらい部屋から出ているかです。
基準として1時間くらいしか部屋から出られないのであれば、段階1と同じだと思ってください。
段階1の対応をしていきましょう。
さて、段階2では親子関係をよくしていくことが最初のゴールです。
そして、段階2を超えたという基準は「家族との雑談が1時間はある」という状態です。
家庭によってはご両親が共働きで1時間の確保は難しいかもしれません。
ここでは「気兼ねなく話ができる状態」ととらえていただいたらと思います。
この状態ではお父さん、お母さんの仕事は、「いつも通りふるまうこと」です。
それともう一つあります。
それは「お子さんが自分の気持ちを言えるようにトレーニングしていくこと」です。
トレーニングの仕方はいろいろあります。
私がおすすめする方法は、「選択肢を2つ~3つ与えて、選ばせる」という方法です。
不登校のお子さんは、生きる力の弱さゆえか、自分で「こうしたい」という力がありません。
そのためか、お母さんやお父さんが先回りしてしまい、子どもの考える力を奪ってしまっているということが多々あります。
この時期のお子さんの心理状態を一言でいうと、「何か言ってつぶされたらどうしようか」です。
不登校という状態だけでも子どもにとっては大きな挫折体験です。
だからこそ、つぶされないように育てていくことが必要です。
そのポイントが「自分の気持ちを言える」ということです。
そして、最初は簡単なことから選ぶ経験を積ませることです。
具体的には「今日の晩御飯、ハンバーグかから揚げか、どっちがいい?」という感じから出大丈夫です。
そして大事なのは、すぐに結論を出さないこと。
「2時に買い物に行くからそれまでに決めておいて」と期限を決めておき、2時になったら再度聞きます。
「2時になったから聞きます。ハンバーグとから揚げ、どっちにするか決まった?」
これくらいすぐに答えられるでしょう!と思うかもしれませんが、今まで自分で選ぶということをしてこなかった不登校のお子さんはこのレベルの選択でもかなり時間がかかることがあります。
多くは「わからない」としか答えません。
だからこそ、少しずつ選択肢を与えて選ばせることで、自分の考えを出していくというトレーニングをしていくことがとても必要となります。
ちなみに、この方法はこれからも必要となってくるので、お母さん、お父さんも気持ちの選択肢の与え方、お子さんの気持ちの受け取り方を練習しながら、お子さんの気持ちを出していくトレーニングを続けていってほしいと思います。
ではでは、次は段階3の状態についてお話をしたいと思います。
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