今日は広島原爆の日です。
最近は朝からのあまりの暑さに、記念式典に参列される方々の体調が心配になります。
年々、被爆者もご遺族も高齢化しています。
私は子供の頃、よくこの時期は1人で祖父母の家に遊びに来ていました。
8:15分になると、祖母から横に座るように言われ、一緒に黙祷していました。
戦争体験のある祖父母の黙祷からは様々な言葉にならない思いを感じました。
戦争に行った祖父は、乗っていた船が3度撃沈され、その都度生き残って帰って来てくれました。
祖父から戦争のことを聞いたことはありません。
一度、私から祖父に戦時中のことを聞いたら、長い沈黙の後、
「おじいちゃんは3回船が沈んで、その度に多くの友達が亡くなったんよ。
だからもう思い出したくないんよ。
◯子(私)は今からを生きるんだから、未来だけ見なさい」と言いました。
私は「あー聞いちゃいけなかったんだなあ」と申し訳ない思いになり、それ以降戦争について聞くことはしませんでした。
それからしばらく経ってから、祖父からお手紙と共に自分の軍歴が綴られた公文書が送られて来ました(入隊から除籍まで)。
戦争は絶対にしてはいけない。
手紙には祖父の思いが綴られていました。
大正初めの生まれの祖父が95歳で亡くなってもう10年以上経ちます。
戦争を肌身で知っている人がこの世を去って行きます。
実経験として戦争を知っている人の言葉は本当に重い。
祖父は何度も「戦争はしちゃいかん」と言っていました。
戦争はしてはいけない。
私の子や孫が戦禍に遭うことがありませんように。
命より大切なものなどないのです。