喉仏は軸椎(第二頸椎)なのです。 | ぱんちゃんブログ

喉仏は軸椎(第二頸椎)なのです。

どーもー。こないだ山梨帰ったばっかだけど、祖母のお葬式でまた帰りました。とどこおりなく葬儀は終了しましたが、いろいろ考えるところあり。

 

そのうちのひとつが喉仏について。火葬後のお骨拾いでは、骨壺に骨を詰める時、身体の下から順につめて、一番最後に座禅した仏様の形をしているという喉仏を置き、その上に小さめの頭蓋骨をのせて蓋をしめた。

 

田舎の火葬場なので焼くのが手動式で一時間半かかった。これが自動だと30分で終わるとのこと。母方の祖父も父方の祖父もここで焼いた。手動式は焼いてくれる人が様子を見ながら火の調節をするので、骨が焼けすぎず残るとのこと!

 

肩甲骨がきれいに残っていて、これが天使の羽です、などの説明をうけた。それ以外の骨もそれぞれ丁寧に説明してくれて興味深かった。というか祖父の時そこまでの説明なかった気がする、、、そして喉仏もきれいに残った。仏様の頭部分は折れていたけど。

 

喉仏は、男性の喉に現れるボコっとしたとこじゃなくて、実際は軸椎(じくつい)と言う骨。首の部分は7つの頸椎(けいつい)からなるが、軸椎は上から2番目の第二頸椎のこと。

 

第1頸椎は環椎と呼ばれ、リングのような形をしています。球状に近い形をした頭蓋骨は、そのままでは脊柱の上に位置することはできません。ですから、リング状の環椎が卵置きのような役割をはたして、頭蓋骨の受け皿となっています。

 

頭蓋骨と第1頸椎の連結は「環椎後頭関節」と呼ばれます。第2頸椎は軸椎とも呼ばれ、リング状の環椎に差し込まれる軸(歯突起)があるのが特徴です。

第一頸椎、第二頸椎の構造と動き

 

第一頸椎は重い頭の受け皿。そして第一頸椎と第二頸椎は頭が回転するための大切な骨。

 

頸椎全体で90°回旋できるというお話をしましたが、その半分の45°はC1とC2だけで回旋できます。これは人体の中で最も回旋できる関節です。

頸椎の機能解剖について【整形外科学ブログ】

 

7つの頸椎で90°回旋できるが、そのうちの45°が第一頸椎(C1)と第二頸椎(C2)だけで回旋できるという。

 

ところで、わたしは以前こんな夢を見た。

さっそくこの幻覚と夢を自己診断してみる。埋め込まれたっていうのはよくわからんが、場所的に頚椎のC2、C1あたり?もう少しこの場所の意味は調べてみたい。

その夢(幻覚?)では、第一第二頸椎あたりに謎のビームを当てられた。そこに何かを埋め込まれた!と感じた。そして「人類滅亡の日を知った」という謎の声。

 

実はこの夢を見たしばらくあと、夢の内容の大体のところは理解することができた。


今回の火葬で喉仏を一番上に置くのを見て、ちゃんとこの骨について調べようと思った。そして頚椎だと知ってこの夢を思い出したのだ。

 

喉仏が骨壺の最上部に置かれて有り難がられる意味。喉に居る仏。喉からは言葉が発せられる。世界は言葉でできている。ChatGPTがもてはやされているのは、それが大規模言語モデルだから。世界を創造するのはことばであり、それは聖書でも語られていること。

 

初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。

『新約聖書』「ヨハネによる福音書」(冒頭部分)

 

言葉は創造主である。言葉にしたとたんにそれは、少しづつ現実となっていく。現実世界の元になるものは言葉だから、喉に居る仏は有り難がられる。その存在がなければ私たちも存在しないからだ。

 

けれどそれは頭蓋骨で上から覆われた。あまりにも危険なものだから。言葉は闇をも創り出す。それをコントロールする為に頭がある。

 

第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)は対になっている。仏の頭部分は軸椎の歯突起というところ。その軸が環椎の穴におさまるようになっている。それらが対になっているからこそ、頭を回旋したり上下左右に動かせるようになっている。

 

環椎と軸椎があるから、わたしたちはx,y,z軸を動かせる。わたしたち人間は環椎と軸椎で世界を見渡すことができる。人間は世界を知ってそれについて何かと語りたがる。入力と出力。両方担っているのがこれら骨なのだ。

 

そして一番大事なのは第二頸椎にある中心軸。中心があるからx,y,z軸も生まれる。喉仏を有り難がり、上に置く理由はそーゆうこと。

 

…頸の前面には中央より少し上方に喉頭隆起という突出があり,喉頭の甲状軟骨によるとび出しである。これが〈のどぼとけ〉で,また〈アダムのリンゴ〉ともいうが,それはリンゴを取ったアダムが神に見つけられ,口にほうりこんだところ,のどにひっかかってふくれ出したのだとの伝説による。喉頭隆起は,子どもや女ではあまりとび出していない。…

コトバンク アダムのリンゴ

 

英語では喉仏のことをアダムズアップルと言うらしい!りんごを食べたことをきっかけに智恵を得てしまったアダムとイブ。やはり、苦難のはじまりは喉なのですね。知識を吸収すること(入力)は恐ろしいことだし、発する言葉(出力)にも気をつけなければいけない。

 

入力と出力を頭で調整しないと人類は滅亡してしまいます。ChatGPTの使い方にも気をつけたいね。