北にあるもの。 | ぱんちゃんブログ

北にあるもの。

アマプラで配信されてる作品

「トゥモローウォー」みますた。

シンエヴァのわかりやすい版だった。

以下感想的なもの。

 

 

簡単にあらすじ。

主人公が未来に起きる人類滅亡を止めるために

未来に行ってエイリアンと戦って

成長した娘と会ってエイリアンを殺す薬もらうけど

娘は死んで未来の世界は結局滅亡。

主人公は現代に帰ってきて、家族の大切さを再確認する。

というはなし。

後半かなりはしょった。

 

 

最初に主人公と主人公父との確執があった。

母と自分を捨てた父を恨む主人公。

未来(29年後)に行くことになった主人公は

成長した娘と出会うのだけど、

娘から冷たくされるのですね。

ここに親子間の因果応報が現れていた。

なんで冷たくされるかって

娘の話によると、主人公は娘と母を捨てたとのこと。

なんと7年後の未来で(現代の主人公の7年後)、

主人公は父と同じ過ちを犯していたのである。

アホか、と言いたいとこだけど「血」とはそういうもの。

同じ行動して、また子供に負の遺産を残す。

この連鎖を断ち切ろうというのがテーマな物語。

 

 

連鎖を断ち切るために重要なことは

最悪の状態を経験しておくこと。

今回の物語の中では

娘からの信頼を失った上に、娘の死が重なること。

シンエヴァでいうとシンジくんが、

カヲルくんや黒アヤナミが

死んでしまうのを体験すること。

 

 

未来から現代に帰ってきた主人公が、

娘の死をどう捉えるか?が

この先の未来を左右する。

 

 

1つの捉え方は

未来に対して希望を失くすこと。

未来における娘の死や滅亡を知ってしまったら

全てのやる気を無くすかも。

希望を失くした末に家族を捨てたのが

未来で会った娘の父親だったのである。

希望を失った自分の未来を見てきた、ということになる。

 

もう1つの捉え方は

未来を変えようと考えること。

未来を変更することは娘を救うこと。

見てきた未来と違う未来を求めること。

その未来はまだ見ていないので未知数。

 

 

最悪な状態を経験した後

日常の見え方がガラッと変わることがある。

死に直面したり、命を脅かすような出来事に遭遇したとき

生きていることの尊さを初めて知る。

そこから、大切な日常を守る!自分を変える!

という強い意志が生まれる。

人間は徹底的にどん底に落ちないと、

当たり前のことが分からない。

 

 

未来をより良いものに変更する、と決めたら

わたしたちは「北」に向かうことになる。

この物語の中の「北」とはロシアの氷河。

未来で滅亡の原因となっていたエイリアン襲来。

氷河に眠るエイリアンを見つけ出し一掃することで

未来を変更すると心に決めた主人公。そして

「北」で父と和解しエイリアンを倒してめでたしめでたし。

 

 

「北」が表すものは精神世界においての戦場。

シンエヴァでいうと、マイナス宇宙(南極の裏側)

TENETでいうと、スタルスク12(シベリア)

ロキでいうと、3体のタイムキーパーがいたところ

(なんか寒そうだった)

 

 

 と

「北」について書いていこうとおもったけど

UOZAブログにとっとこ、、、

五神名神塔の天照大神が「北」を向いている

ことと合わせて考察してゆきたいと思っている。

北は己との最終決戦場。

北には3つ(人)が揃ってないと行けない。

 

 

北と3というキーワード。

トゥモローウォーでは、エイリアンを倒した後

3人で雪の上にバタンと倒れる画があった。

TENETにも3人の男が象徴的な場面が何回かあった。

シンエヴァでいうと、3つの槍で表されている。

 

 

3とは何か

こちらの記事にちょこっと書いてます。

最近この記事にアクセス多いのはなんでだろ。